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今更だけど、BeDoHave

よく、HaveDoBeよりBeDoHaveにしないとね。
なんてことを言われます。確かにその通りです。以前、セミナー会社のライセンスでそのようなことを教えていました。 

HaveDoBe は、ものがあって、それによって行動が決まって自分と言う形です。 ものが手に入らなければ、なりたい自分にはなれないと言うことを指し示しています。だから限定的なものになってしまうHaveDoBeはあまりよろしくありません。

そこへ行くと、BeDoHave は、自分のあり方をまず決めることによって、行動が決まり得られるものが決まっていくと言うもので、得られるものには幅が出てきます。だから叶いやすくもなります。

かといって、このBe の部分がうまく決まるかというと、実はそうではありません。こんな人でいたいあんな人になりたいみたいな考えは、いくらでも浮かんでくると思いますが、それがあなたの本心と一致しているかどうかは吟味しなくてはいけません。

もし自分の本心と違うものになろうとしている場合、そこには、苦しみしかありません。例えば、素晴らしい人間になろうと思っても、内面に怒りや攻撃性が多数ある場合は、表面的な素晴らしい人になっても、どこかでボロが出ます。だから最初にやるべきは内面のケアになります。内面のケアができてくると、本来自分が望んでいるものは何なのかが見えてきます。

これはどういうことかと言うと、人間にはそもそも自分と言うものがあります。それを幾多の経験や学習によって多い隠すように歪曲が起こります。 社会に適合する部分もそうでしょう。本来の自分とは違うものにならなければうまくいかないと言う社会通念もそうです。それによって自分を偽ることが当たり前になり、嘘をつき続けることが当たり前になります。ですが、自分自身は自分で嘘をついているとは全く思わず、 周りから賞賛されるゴールに向かって爆走します。

それこそ自分の状態を理解せずに、ただただやるべきことをやって良い人になろうとがんばります。あるいは、他人の承認を得るためにがんばります。ですが、自分の心は泣いています。本来の自分であってはいけない。自己否定によって多くの人が苦しんでいます。

そこに気づかなくてはいけないのですが、昭和平成の時代は個性よりも従う人の方が求められていました。令和になって自分を大事にするとか言いますが、コンプライアンスや、相手を傷つけてはいけない問題が溢れています。

そんな中で、自分と社会とのバランスを取れる人は大丈夫ですか、まだそこまで到達していない人にとっては苦しみでしかなりません。 しかも、メディアが煽ってくる情報は、自分らしく生きるとか言いながらも、社会のパーツになるためのことをたくさん言っていて、本人の個性についてはあまり伝えていません。

だから、やるべきは、まずご自身で自分の本心がどこにあるかを探すことです。その時に、過去の傷がいろいろな判断に割り込んでくるような状態であれば、先にメンタルのケアが必要になります。メンタルをケアしないで洗濯をすると言う事は 選択肢の大半を捨てた状態で選ばなくてはいけないと言うことになっています。例えば、人付き合いが苦手だから、一緒に人と作業しなくて済むような職種に行ってしまうなどと言う事はよくあります。本当はやりたい仕事でもないんです。でも人が怖いから……ということで、未来を選択しています。

きっとそのことにも気がつきません。なぜなら、自分を怪我すると言う選択肢がそもそもないからです。自分の出来が悪い、能力がない。そんなこと言って自己肯定感や自己価値を下げた状態で未来を探しています。そんな状態で良い未来になりますか?

やるべき事は、ご自身で自分の本心がどこにあるか、です。それ以前に傷があるなら、メンタルのケアをしましょう。

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