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【カメラの選び方】一眼レフ・ミラーレス

カメラを始めたいと考えている人もいると思います。
そこで、そもそものカメラの選び方について、
大事なところだけ抑えて整理していこうと思います。

皆さんは、カメラと聞いて思い浮かべるものは何ですか?
📷 ←きっとこんな感じのカメラですよね多分。

スマホではないけど、大きすぎない、「ザ・カメラ」

私個人にも、友人・知り合いから
カメラを始めたいけど、何から始めれば良いのかわからない
と言われることが少なからずあります。

私自身、今まで様々なカメラを使用してきました。
・Canon EOS kiss 9i(一眼レフ)
・Nikon Zfc(ミラーレス)
・Sony α7Ⅲ(ミラーレス)
・Nikon F(フィルムカメラ)
・Nikon FM2(フィルムカメラ)
・Nikon L35AF(フィルムカメラ)

そんな私だからこそ、その違いとおすすめを紹介できればと思います。
あ、因みにサムネイルは、どちらもフィルムカメラです。


フィルムカメラ ・ デジタルカメラ

カメラを語るには、まずここから整理する必要があります。

デジタルカメラは簡単ですね。
スマホと同じで、デジタル化しているカメラです。

フィルムカメラは、フィルムを使用して、
写真を現像する仕組みのカメラのことです。

それぞれには、以下のような違いがあります。

記録媒体

  • フィルム:光を化学反応によって記憶

  • デジタル:光をデータで記録

画質と解像度

  • フィルム:高い解像度と豊かな色彩表現が特徴

    • フィルムは画質という概念がなく、引き伸ばせばその分写真を大きくできる。

  • デジタル:カメラのセンサーサイズや画素数によって決まる

撮影プロセス

  • フィルム:写真を撮影した後にフィルムを現像し、印画紙にプリントまたはデジタルスキャニングする必要がある  少し手間

  • デジタル:写真を撮影した後、画像を直接デジタル形式で保存し、編集や共有が簡単にできる → 楽!

コスト

  • フィルム:カメラ本体はデジタルに比べて安いものが多いが、フィルムは交換して使用するので、フィルム代と現像代がコンスタントにかかってくるため、使えば使うほどコストはかかる。

  • デジタル:初期費用はかなり高いが、一回買ってしまえば、継続するのに代金はほとんどかかってこないため、追加コストが少ない点が良い。

私自身フィルムカメラを3台持っているが、
フィルムの交換とかを考えると、使用頻度はそこまで多くないです。

だが、フィルムにはその種類が数多くあり、
色味をフィルムで表現することの楽しさや、
現像するまでどんな写真になっているかわからない楽しさ
デジタルカメラでは感じることができない魅力だと思います。

因みに、フィルムカメラの1枚あたりの値段を計算してみたのですが、
200円/枚くらいになるはずです。

フィルムカメラの値段の詳細や、フィルムカメラの魅力は別のnoteでまとめていこうと思います。

セブ島の海をフィルムカメラで撮った写真

一眼レフカメラ ・ ミラーレス一眼レフカメラ

この記事の本題と言っても良い項目です。

今までの説明の中で、「フィルムカメラから始めたい!」
という初心者の方は多くないと思います。
デジタルカメラから始める人が現代だと多いと思いますが、
その中にもいくつか種類があります。

そこで、今回は『一眼レフカメラ』と『ミラーレス一眼レフカメラ』の
2つを取り上げて紹介していければと思います。

仕組みの違い

下の画像が一番わかりやすいと思います。

OM SYSTEMより

一眼レフ

一眼レフのボディー内には光を反射させるミラーがあります。
レンズがとらえた目の前の景色が、このミラーの反射によって
ペンタプリズムを通り直接ファインダーに届く仕組みです(レフ機構)。
ミラーはイメージセンサーの前に配置されており、撮影するときは、
イメージセンサーに光を届けるために、
ミラーを機械的に跳ね上げる必要があります。

OM SYSTEMより

ミラーレス一眼レフ

ミラーレス一眼は、名前の通りボディー内にミラーがないのが特徴。
目の前の光景がセンサーで「映像データ」に変換され、
設定した明るさや色合いなどが反映された状態で
電子ビューファインダーやモニターに映し出されます。

OM SYSTEMより

何となくわかりますかね?

因みに、名前からわかると思いますが、ミラーレスの方が後継機です。
そのため、一時期までは画質はミラーレスの方が劣っていると言われることが多かったです。

しかし、最近は画質も改善され、
カメラマンでもミラーレスを使う方が増えています。


一眼レフの長所・短所

一眼レフの長所と短所をまとめてみます。

長所

  • ボディーが大きく握りやすいグリップがある

    • 確かに握りやすかったし、カメラを使っている感じがより伝わってきた!

  • バッテリー持ちがよい

    • 間違いない。バッテリー持ちはミラーレスよりも全然良い感じがする。

  • 暗所でも被写体が確認できる

    • 黒潰れという言葉を覚えたのがミラーレスを持ち始めてから。

  • 何と言ってもシャッター音

    • シャッターを切るときに、ミラーが跳ね上がる音がします。この音が「ザ・カメラ」という音がするので、とても気持ちが良いです。

短所

  • ボディーが大きく重たい

    • 重いんです凄く。コンパクトなカメラを使っているはずなのに、肩が凝りまくります。これにプラスして交換レンズもあるので…。

  • 写真の仕上がりをリアルタイムで確認できない

    • ファインダーを除いて写真を撮るのですが、実は完璧には一致しないんです。色味とか光の入り具合とか。自分は結局ファインダーは覗かずに、画面投影モードを使って実際に撮れる写真を確認しながら撮影してました。

  • 静音撮影ができない

    • メリットのシャッター音がデメリットにもなります。うるさい時はうるさいんです。

一眼レフを4年間使用してきた所感としては、
「ザ・カメラ」感を味わえたので、最高でした。
ただ、重いのがネックで、持ち運ぶことも減ってしまったので、
ミラーレスに換えて良かったと思っている感じですね。

一眼レフで撮った写真

ミラーレス一眼レフの長所・短所

次にミラーレスの長所と短所です。

長所

  • コンパクトで手軽

    • ミラーが無い分、本当に軽くなります!

  • 静音撮影が可能

    • ミラーを跳ね上げる必要がないので、静音撮影が可能なんです。

  • 写真の仕上がりを確認しながら撮影できる

    • センサーに入ってくる情報をそのまま見ることができるので、撮って出しが綺麗に仕上がります。

  • 初心者の撮影をサポートする機能が充実

    • フォーカスモードが何種類もあり、サポートされている範囲が広がります。

短所

  • バッテリー持ちがよくない

    • 唯一の短所ですね。一眼レフの方がバッテリー持ちは良かったです。

    • 動画撮影する時は結構早くなくなるので、替えのバッテリーがあった方が安心です。

ミラーレスの長所はとても多いです。
実際、ミラーレスに換え始めてから、日常でカメラを持ち歩くことが劇的に増えました。
軽いのはもちろん、その場で写真の確認をできるのがとても良いです。

ミラーレスで撮った写真

その他

その他として、スマホ・コンパクトデジカメ等がありますが、
それはまた別のnoteで投稿しようと思います。

別のnoteでは、
・センサーサイズの違い
・フィルムカメラの魅力
・ミラーレスカメラの魅力
・写真を撮る時の基本的知識
・写真を趣味にするときのコスト

等々、
実際に自分がカメラにハマり始めてから数年かけて得た知識・経験を基に、
発信していければと思います。

これからもよろしくお願いします。


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