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否定の否定は否定より悪い


ひと気のない暗い夜道をひとり
家路に向かって急ぎ足で歩いていると
後ろから何者かの気配を感じます

はじめのうちは気にしないよう
自分に言い聞かせていたのですが

次第にこらえきれなくなって
いつもは通ることのない
細い路地に入り込んだ瞬間・・

昭和時代にはこのような

「心霊現象」を特集した番組が

たくさん放送されていました



同時にスプーン曲げや

透視力などの「超能力」を

扱ったものも多くあり



代表格のユリ・ゲラーは

当時の少年の心を鷲掴みにしました

もちろん私も心を掴まれた一人です


今でもそうしたものが好きですが

私のメンターである「松田 豊さん」は

ネット企業という世界で


学歴も資金も持たない中高年が

エリートに対抗するためには

「超念力や宇宙意思」といった

見えない力が必要だといいます




松田さんは動画の中で

見えない力の存在について

わかりやすく解説しています

松田さんは超念力や波動というものは

存在はするけれども実在しない

このように説いています



私はこれを次のように解釈しています



実際に気功の技によって

病気が治ったという話がありますので

存在自体を頭から否定はできない



でもそれを科学的な手法で

証明できるのかといわれると

「これだ!」というものを

提示できないので

実在してると言い切れない



ほとんどの目に見えない力は

このように解釈できると思います


目に見えない力は特殊なものではない


宇宙意思や精神世界について学ぶと

超念力や超能力は誰にでもあると

解説されています



このことは以前の記事でも

書かせていただいています

この時は非日常的なものとして

私なりの考えをつづりましたが




実は日常の中でも見えない力を

誰もが当たり前のように

使っているのではないでしょうか





例えば急に胃の痛みを感じた時

子供でも大人でも皆一様に

おなかに手を当てます


そうしてお腹をさすっていると

次第に痛みが和らいでしまった

そんな経験は誰にでもあります



体の一部をぶつけてしまった時でも

痛い場所に手を当てて

痛みが和らぐのを待ちます



小さなころ転んで怪我をしたときも

母親(父親でも)が手で押さえると

不思議と痛みが和らいだものです




新しい靴を始めて下すとき

必ず左側から足を入れる人もいます

そうしないと悪いことが起きそう

つまり縁起を担ぐわけですが

これも見えない力を意識しています




演技担ぎで最も顕著なのは
結婚式での大安吉日選びです


お葬式から帰ってきて玄関前で
塩を振りかける習慣もあります


お財布なら長財布で色は黄色


便器の蓋は必ず閉めて出る




心の底から信じていなくても

やらないことで悪い運を

引き寄せたくはない




実在するとかしないとかの議論より


多くの人が「ある」ものとして

生活の中に取り入れている

これが実情ではないでしょうか


存在しないというのはなぜ?


いい大人が見えない世界だとか

超能力などを真顔で話すなんて

実際に数多くの人がこう言います




まあ縁起くらいは担ぐけど
といった消極派から




空想じみたこと言ってないで
現実を見なさいという積極派まで




ではその人たちが間違っているのか

といえばそうとも言えません



超能力や精神世界を否定する

このこと自体

見えない世界という概念が

否定する人の中に

存在していることになります




つまり目に見えたり

数値で計測さえできれば

肯定するかもしれないのです





さらにスピリチュアルや

宇宙意識などの言葉に

抵抗感を感じる人もいます




一言でいえば

「怪しい世界のはなし」
です



洗脳や啓発という単語から

騙しや精神支配といった

悪いもののイメージと

つながるのかもしれません




見えない世界の「存在否定」というよりも

できることなら近寄りたくない

この思いのほうが強いのかもしれません


信じる人が信じる世界


昨今の不安定な社会情勢から

スピリチュアルの世界は

以前よりも注目を浴びています




心の不安を解消したい

魂の成長を実感したい

こうした思いから学び始め

その結果安らぎを得る




見えない世界に触れる目的は

それでよいのではないでしょうか




もともと宗教などと違って

教祖様がいるわけでもなく

誰かに教義を理解させて

広く流布させる必要はないのです




また精神世界を学んでいるから

魂のステージが

他者よりも上だとか

否定するから

下というのもおかしな話で



必要な人には必要であり

そう思わない人にとっては

不要なもの

それだけのことです



否定する人を否定しても

そこには生まれるのは争いであって

宇宙意思から最も離れた行いです



頓着しないのもまた

精神世界の学びです





ここまでお読みいただき
ありがとうございます

あなたのもとに 素晴らしいことが

たくさん たくさん

降り注ぎますように


こちらでも自己啓発について違った視点で書いています

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nobu
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