「大人数で食事をする」のが嫌いな理由に気づいた話
儂は、大人数での食事が苦手…というか、嫌いなんですね。
たとえば、人とランチに行く時は、2人もしくは3人が理想です。4人が限界で、5人以上だと強いストレスです。
より大人数のパーティみたいな空間だと、嫌気がさします。
ただ、不思議なことに、一期一会のイベントのあとの、いわゆる「懇親会」と名のつくものは、比較的ストレスが少ないかもしれません。なぜか知人どうしの飲食の場だと、大人数になるのが、かなり苦手です。
飲み会とか、あと結婚披露宴なんかも、まあまあのストレスです。
(この理由も、後から分かってハッとする)
儂は「なぜ」、大人数での会食が苦手なのだろう。
…なんて事は、今まで、全く意識していませんでした。
しかし、少し前に、某FAQコミュサイトで、
「子供の頃には大丈夫だったけど、大人になってから苦手になったものはありますか」
というエントリを目にした時、
「ああ、大勢での食事だなぁ」
という回答が自然と頭をよぎった瞬間、
気にしてしまったのです。
なぜなんだろう、と。
別に対人恐怖症でもなく、大勢の前で話しても上がるわけではない。なのにどうして会食の席では、3人以下を望むのだろう、
4人以上の場の、いったい何に、ストレスを感じてしまうのだろう。と。
で、ひとつの仮説として、思ったのはですね。
どうやら、儂は、食卓を囲む時に、話題が散漫になったり、会話が複数のグループに分かれて同時進行してしまうと、「場の効率が悪い」と感じてしまっているようなのです。
せっかく会話・対話するのだから、その場にいる人の全てを話題に巻き込みたいし、なるべく互いの話をきちんと聞きたい。
みたいに、「場の意味や価値を最大化したい」と考えてしまうようになったんですね。
なので、会食をする際にも、最も効率よく、気楽に飯を食いながらコミュニケーションが取れる構成を考えてしまうのですね。
儂にとっては「3人以下」なんです、それが。
子供の頃には思いもしなかったことです。
つくづく子供の頃に戻りたいです。
余計な理屈考えずに、その場を楽しんでいたい
いつからこんな効率主義になってしまったのだろう、と、少し考え込んでしまいました。