パパから愛する娘への手紙
気温が20℃を超える今日この頃、近所の玉川上水沿いには今年も淡いソメイヨシノが咲いた。桜の木の下に咲く菜の花の香りからも、温かい春の訪れを感じる。
気づけば昨夏に誕生した長女もあと数日で9ヶ月目を迎える。
ついこの前まで僕が抱っこすると泣いていた娘が、今では隣で一緒に寝てくれるまでになった。たくましいのか、鈍感なのか、僕のイビキにも全く動じていないようだ。
大は小を兼ねると、生まれた時に被っていた大きな帽子もここ最近では顔が大きく見えるほど小さくなってしまった。夏には麦