優れたタスクフォースに必要なこと
「タスクフォース」という言葉をはじめて知ったのは、WWⅡの米国製ボードゲームを友人とやっていた中学生のころです。
日本語で「機動部隊」ということは知っていましたが、具体的にどういうものなのかは、実のところ最近まで分かっていませんでした。
それは偶然の産物
プロジェクトを立ち上げるまでもないが、複数の人間で短期間に実行しないとならない業務をどうしたらいいかとカウンセラーに相談をかけたときのこと、「タスクフォース組めばいいんじゃない?」 とこともなげにあっさりと言われ、その勢いに「なるほど!」と思って声をかけ始めました。
実際、この時点ではプロジェクトチームのイメージでしかなかったのですが。
さっそく、この人と思う方から連絡を入れ始め、お久しぶりメール差し上げたところ「ありがとうございます!でも…。」との返信がやってきました。
なんと、ご主人の転勤で関西に転居する前日で 「えぇっ!なんというタイミング、そして残念!」と思ったのですが、ありがたいことに私の代わりにと人を紹介して頂き、その方からさらに人を紹介してもらうことで、期せずしてベテランフリーランスの方々とのテレワーク体制を組むことができたのでした。
プロジェクトチームとの違い
フリーランスの方々と仕事を立ち上げることは永年やってましたが、あくまでもプロジェクトベースでのこと、短時間でチームアップして短期間で解散するような仕事は取引上ありえないと思っていました。思い込みというのはチャンスを逃しがちですね。
何が違うのか。
プロジェクトチームは、初期的にリーダーが間に入ってメンバー同士の関係性を構築することが必要なのに対し、すでに紐帯のある方々に仕事を依頼することで、キックオフMTG直後からスピーディーに業務を開始してもらうことが可能になる点です。
会計監査から「要するに外注でしょ?」と言われ確かにそうなのですが、外注時に必要な擦り合わせが一切不要で、文字通り機動的に動くことができる組織内組織ということが違います。
まさにWWⅡのバンド・オブ・ブラザーズです。
バンド・オブ・シスターズ
何度かお伝えしていますが実際は女性のみなのでシスターズです。ただそれでもブラザーズといって間違いないのは、女性といっても戸籍上"女"ということで、仕事ぶりは"漢"だという点です。
つくづく女性の時代だと思う今日このごろですが、ひところ流行っていた"女子"のノリがなくなったので、私自身とても仕事がしやすくなってきました。
また流行病になって、このタスクフォースに妻や娘の友人にも加わってもらうことになったのですが、改めてタスクフォースを立ち上げるために半径5mの人間関係と、向こう3ヶ月ぐらいの仕事に集中する進め方が大切とわかってきました。
いま九州、関西、東京のメンバーでチームアップすることもありますが、テレワーク体制を維持成長させるためにも、この半径5mの人間関係を軸に考えることは有効だと思います。
ということで、いま半径5mで私の仕事を支えてくれているシスターズの皆さんには感謝しかありません。なにより楽しいですね。
本当にありがとうございます。
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