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【勝手に人生相談 No.510】うつで夫休職 離婚よぎる ( 鹿児島県 30代女性)


▼ご相談内容▼

30代会社員女性。

6歳の子どもがいて、第2子を妊娠中です。

夫がうつ病と診断され、1か月以上たちました。夫は休職中で、頭痛などの症状があり、最近ひどくいらだつようになりました。

子どもにきつくあたるので、私もつらいです。

私はフルタイムで働いていますが、もうすぐ産休に入ります。そうなれば世帯収入がかなり減ってしまうので心配です。

またこの先の、第2子が生まれてからを考えると、病気の夫と乳飲み子、小学生の子供の3人を一人で抱えられそうにありません。

自分を奮い立たせて、毎日頑張っていますが、夫と離婚した方がいいのかもしれない、と思い始めました。

そんな自分をうとましく思い、自己嫌悪に陥っています。
アドバイスをお願いします。

鹿児島県・30代女性

▼やまのぼ回答▼

 疎ましいと思い、自己嫌悪に陥りつつ、離婚を選択肢の第一義にする、あなたの薄情さと稚拙さは、妻であり母である資格は、全くありません

 悩むこと自体、軽蔑されるべきことです。利己主義の塊ではありませんか。離婚して、なにがどう解決できるとお思いですか。

 多分、そのことを、あなたが一番に判っておられることでしょう。真剣に離婚を考える人は、躊躇することなく、行動に移しているからです。

 あなたは、今、出口のないトンネルの中を彷徨っておられるのだと思います。

 抱えきれない現実から、逃避したいあなたのお気持ちは、充分に理解できます。しかし、今、病に苦しんでおられるご主人や、お子さまの将来のことに思いを馳せると、頑張るのはあなたしかいません

 ところが、根性論だけでやっていけないのも、これまた現実なのです

 まずは、冷静になることです。

 できないことは誰かに頼むしかありません。頼める親族がいないのなら、行政を頼るしかありません。できないことばかりを憂いていても、解決の道など見つかりません。求めれば道はきっと拓けるものなのです!

 できることを、見つけ出すことに、時間を割くことだと思います。

 ご主人のことや、お子さまのことを、蔑ろにして放り出せば、あなたには悔恨ばかりの苦しい将来しかありません。

 私がやらねば、誰がやる!とは、こういう時にこそ奮起できる言葉だと思います。家族とは運命共同体なのですから、いまこそ、その真価を発揮する時だと思えば、ご家族のために頑張れるものです。

 やるべきことは、たくさんあります。悩んでいる暇などありません!

 

▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.511】埼玉県・20代男性のご相談です。「20代半ばで退職 不安強く涙」を、予定しております。

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