【勝手に人生相談 No.317】女性のお茶当番廃止したい (石川県・40代女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
単なるお茶当番を、続けるかやめるかの問題ではないように思います。
職場の女性の扱い方が、根本的に間違っているようです。お茶当番は女性が担当して、当り前という風潮が蔓延して、当り前の風景になっているのでしょう。
ところで、訪問した客先で、お茶の接待を受けるときを想像してみれば、無作法な男性が淹れてくれたお茶より、女性のそれの方が断然いいと思います。
これは、私が男性だからではなく、女性であってもそうだと思います。
それが、いいとか?悪いとかの問題ではありません。わが国の長い歴史が育んだ慣習なのです。
と言っても、誤解しないでください!
だから、女性だけでお茶当番を、このまま続けること!と結論づけるつもりは毛頭ありません。
むしろ、逆の話をしたいのです。
連綿と続い慣習を、一朝一夕で変革できるものではありません。まずやるべきことは、職場での女性の地位向上を図ることです。そうすれば、おのずとお茶当番が女性だけの仕事ではなくなると思います。
間違っても、お茶当番の廃止!だけを前面に掲げれば、あなたは居づらくなるだけです。正攻法は必ずしも、正しいとは限らないのです。
外堀を埋めるべく、根回しをしっかりすることです。時間をかけ、出てくるだろうと予想できる反対意見を、根気よくつぶしていく対策が必要です。
少しずつ賛同者を育てていくことから始めましょう!冷静に真面目に取り組めば、きっと賛同者は増えてくると思います。
お茶当番の存続する!しない!の問題ではなく、女性の地位向上問題なのだと考えるべきでしょう!
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.318】東京都・10代女性のご相談です。「家族が口論 仲介役の私」を、予定しております。
▼【勝手に人生相談】のバックナンバーもお読みください▼
No.1~最新版まで併せてお読みいただける マガジンはコチラです👇