No.313_【第二の人生】2ヶ月間仕事をしていないと、人間はどんな風に変わってくるのか?
□2ヶ月間仕事をしていないと、人間はどんな風に変わってくるのか?
【感想】
会社員だった時は、週5日のペースで働いていたので、
ある意味規則正しい生活を送っておりました。
しかし、定年退職してからは、その日にやるべき仕事が無いので、
何時に起きようが自由です。
自由というものは、求めている時には、欲しくてたまらないものですが、
いざ、手に入れてみると、これほど怖いものは無いのです。
何が怖いのかと言うと、生活のリズムが乱れてくるからです。
そして、それだけに留まらず、精神面もやばくなってくるのです。
これは、サラリーマンを長く続けた人ほど感じることだと思うのですが、
働かないでいることに、罪悪感を感じて、自分をせめたくなるのです。
最初のうちは、40年以上も働き続けたんだから、ゆっくり骨休めしよう…
そう思っていても、2ヶ月も過ぎれば、休むことが苦痛に感じるようになるのです。
そこで、ハローワークへ行って仕事を探し始めることになるのです。
しかし、そう簡単に新しい仕事が見つかるわけではありません。
仕事がしたい、それなのに、仕事が見つからない…
やけになってお酒を飲んだり、昼まで寝ていたり…それに加えて体調も悪くなってくる…
【教訓】
自由だからと言って、何も決めないでいると、人はやる気を無くしてしまうものだ。
何も決めていないと、流される人生で終わってしまう。
【お勧め】
そこで重要になってくるのが、規則正しい生活パターンを維持することです。
お勧めは、「一日のルーティーン」を決めて、愚直に守ること。
例えば
朝は何時に起きて、何をやり、次は何をやる…そして、何時には就寝
これだけでも、生活のリズムを保つことができるでしょう。
「一日のルーティーン」を決める時のポイントとしては、
無理の無い(スカスカの)スケジュールにすることです。
そして、上手く行ったら(習慣になったら)、少しずつ追加して行けば良いのです。