マジョーレ湖と数百数千のアルプスのピーク
イタリアとスイスの国境にあるマジョーレ湖は名前の通り大きな湖です。南岸の山々からアルプスを望むと数百数千のアルプスのピークが目に飛び込んできます。その光景は実に感動的でした。こんなにすごい、ピークがこれほどまでに存在するなんて。。。。これまで、人生で頑張って、上を目指していた、自分がいかに小さな存在かをはっきり認識できました。
ここはイタリア国境に近い Monte Paglione という山です。それほど高くない平凡な山です。スイスのインデミニまでポストバスで行きそこから登り始めます。またはイタリアのマッカーニオからバスでブエグノまで行きそこから歩きます。
最後の急坂を息を切らして登り、聖アンナの避難小屋で一休みし、左に折れて 森の中を 登っていきます、 そして森林限界を超え 石ころだらけの なだらかな道を 進みます、その時 右側の マジョーレ湖がみえ。スイスのロカルノもアスコーナも眼下に一望できます。この時 眼前に アルプスの光景が広がります。風も強く ビュービュー吹いています。
この光景は ここにくるまでは とても想像できませんでした。
目を近くに向けると、そこにある 逞しく生きる草、そして 何万年 何十万年 あるいは何百万年前からある 石たち 全てが 輝いていました。
山頂付近の縦走は気持ちよく
1594メートルの最後のピークを後に 降ります。
そして下りで疲れ切った足を引きずりながら最後マジョーレ湖の湖岸にたどり着きます。そこは国境で、いつもほとんど係官を見かけない スイス、イタリアの検問所の裏に出ます。国境を歩いて行き来する人はほとんどいません。
鄙びたスイス イタリーのトレッキングは本当に素晴らしいでね。
アルプスの山々とマジョーレ湖の平安