散歩を感じる -4- 東京 奥沢から多摩川feeling the vibration of locations by strolling along a path
散歩は 2本足で 歩くようになった 人類の基本的行為です。
散歩は 体内の循環を良くして、 また 頭を クリヤーにし、そして 何より
ハートを育てます
身近な散歩についてご紹介します
前回 東京の 緑ヶ丘までの 散歩道でしたが、今回は緑ヶ丘から多摩川。
奥沢は 呑川に沿ってあり、奥の 沢で あったのでしょう。
ここも、東急の目蒲線という 線が造られ、それによって、奥沢が住宅地となりました。田園都市会社の区画整理でできたところで、街並みは揃っています。
緑ヶ丘の駅から 奥沢神社に向かって、歩きます。個性ある住宅地です。建築家が考えて設計した家が見られます。かつて、ドイツから帰ってきた人たちと、それ以外の人などの対立があったとか、 結構個性的な居住者が多かったようです。海軍関係の若い士官たちがすみました。
そして 奥沢神社は 藁でできた大蛇が 鳥居にいる、不思議な神社。地元では信仰が深いと思われます。泉が湧き出ています。これは多分人工的なもので、かつての泉はもっと南の商店街の中にあったらしい。元八幡小学校の場所という石柱があります。かつて明治時代に八幡小学校がこの場所に創設されたためです。
ここから 東横線に沿って、多摩川まで、
途中で環状8号を渡ります。この辺りは有名な建築家たちが住んだところです。象設計集団とか林泰義とか。
そして 田園調布のロータリー前に出て、桜の美しい 高台を 歩きます。ここから 東側に展望が開け、上皇ご夫婦が かつてきたテニスクラブが見えます 気持ち良く 歩けます。そして 坂を降り、右にカトリック教会を見ながら、東横線のガードをくぐり、隈研吾が設計した、せせらぎホールと公園にでます。このホールはとても居住性が高く、気持ちの良いところで、cafeもあります。かつてここは 東急の 多摩川遊園地でした。