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つれづれ読書感想文(その34)

はい、エッセイです。
今日も今日とてエッセイ読んでいきます。

「島と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛毛布」

西の魔女が死んだで有名な梨木香歩さんの作品です。

梨木さん、こういうエッセイかかれるんだあと思いました。
そして、こういうこと思う人ってほかにいるんだと思いました。

土地の名というものは謂れがあるもので、なんでこんな名前になったんだろうと思うことが良くあります。

先日は八戸の「鮫」という場所に行きました。
その時に思ったのは鮫が多く取れるのであろう、
でもそう簡単にはいかないご様子。
この本を読めばわかります。

他にも全国津々浦々、なんでこんな名前?はよくあります。
九州に住んでいた時に、山深い道にバス停があり、「熊の墓」
という地名がありました。
熊って九州は絶滅したはずなんだけれど、ここには熊が生きていた時の痕跡があるのかしらとわくわくしたものです。
ネットでも調べてみましたが、ネットでは詳しい情報は載っていませんでした。

とまあ、こういうことを全国やられて本にしたのがこのエッセイです。
初めのほうは九州多め、後半は全国の変わった地名について解明したり、しなかったりしています。

地名っておもしろいんですよねえ、山田とか、川野とかわかりやすいのはたくさんどこにもあありますが、毒が付いたりするところもあります。
どこかで呼びがなが変化したのか、いくら何でもその漢字をあてるのはどうなんだというところもありますが。

ちなみに私の地域にも河童が付く地名があります。
深い谷になっているのでもしかしたら河童が住んでいたのかもしれない。


おわり

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