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つれづれ読書感想文(その51)
今年初めの投稿のような気がする。
本は買っているのだが、最近は買って満足しているほうが多いのかもしれない。そうこうしているうちに、我が家の積読コーナーであるベットの下は、多種多様な書籍であふれてきている。
そんなことを毎日感じながら本年の読書初めに至る。
「ほどほど快適生活百貨」
私がよく手に取っている群ようこさんのエッセイである。
前回読んだときは、ほとんどが漢方の話でなるほど漢方の効果をどのように感じているのかわかりやすく説明していたように感じるが、今回もたびたび漢方薬局に通っている話が出てくる。
(それ自体に言及しているわけではないのだが)
それだけ、エッセイという日常を表現する上で欠かせない存在なんだなというのが垣間見える。
さて、今回のエッセイは「百科」とある通り、分類分けされた百個の文が載っている本である。
自分が普段使用しているものを紹介している様は、Youtuberの自室紹介のようでもある。
しかし、映像ではなく文章で使えられるといかんせんボリュームが多いように感じる。そして、普段使っているものがいったいいつから使っているものでどこで購入したものかをそれぞれ覚えているのがすごいな(小並感)と感じた。
確かに印象ある手に入れ方をしたものであれば覚えている可能性が高いことはわかる。高価であってり、イベントごとで誰かからいただいたものであるとかだ。
もしかしたらそういうものが多いところで暮らしていればそんな風に覚えていられるのかもしれないが、文章を読んでいるとそんなわけでもないようだ。
話しは変わるが、最近読んでいるエッセイがこの本みたいに100このエピソードを掲載しました系ばかりである。
なじみやすいし、今日は30個ほど読もうかなとなることもあるが、
いつも本は一気読みしたい人間からすると、読書の進捗度合いを測られているようでなんだか落ち着かない。
(それでも80を過ぎたころから達成感が出てくるのだが、)
次は物語を読もうかしら。
おわり