つれづれ読書感想文(その24)
空想科学読本って知ってます?
漫画やアニメで起こる事象を科学的に検証したらどうなるのかを
真面目に論じている本です。割と人気があり、昔ドラえもんのタケコプターを頭につけて飛んだ場合、頭が胴体から引きちぎれて頭だけ飛んでいく記述に胸を打たれたことを覚えてます。
そんな空想科学読本がついに、ついに!
「名探偵コナン空想科学読本」
として発売!!
いやあついにきてしまいました、われらがコナン君。
キック力増強シューズがどれだけ増強しているのか。
蘭ねえちゃんのキック力がいかほどなのか。
そして、蘭ねえちゃんがもしキック力増強シューズをはいた場合
どのくらいのビルを破壊できるのかが
この本を読んだらわかるわけですねえ。
後はコナンがどのくらいの頻度で殺人事件に巻き込まれているのかとかわかります。
これは「犯人の半沢さん」というコナンのスピンオフ漫画でも少し取り上げられているのでわかりそうですが、1日に2本事件を解決している場合も存在しているわけですね。
なんてったってほかの作品ではどうかわかりませんが、名探偵コナンの世界ではコナンがずっと小学生1年生な理由が明確なんですね。
答えは簡単です。それは小さくなってから1年たっていないからです。
そう1年以内にコナンの話は進行しているのでコナンは小学1年生のままなんです。
たぶんコナンファンは爆笑しながら読めます。
コナンファンではない人は今後劇場版のコナンを見るたびに、あれはこのくらいの威力があるのかあとか考えてしまうでしょう。
ちなみにこのシリーズ毎回思うんですが、検証に際して出てくる式や説明が難しいんですよね。
これ、小学館ジュニア文庫ですよ。
そうなんだああという感想は出てくるかもしれませんが、小学生のほぼすべての人は言っている内容が理解できないと思います。
何なら理系以外の大人の人でも理解は難しいのではないかと思います。
(そのくらい真剣に考えている結果なんですがね)
おわり
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