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つれづれ読書感想文(その15)

キツネとタヌキという本がある。
もともとはLINEスタンプかなんかで見たキャラクターだ。

タヌキはデフォルメされると雪ダルマみたいな丸々としたフォルムが多いと思う。(どうぶつの森のタヌキもそう)

ただ、森の中で見かけるタヌキはそんなことない。
むしろ犬?みたいなハクビシン?みたいな見た目をしている。

なんとなく間の抜けた顔をしているのは同じだが。

そんな感じで気になり始めなんとなく購入した今回の本、その名も

「たぬきの本」

そのまんまである。

内容としてはタヌキの話だ(当たり前だが)
まあ、タヌキといっても多種多様である。

この本は複数人が自分たちが思う、自分たちが研究?している
タヌキについて書いた本だ。

例えば焼き物のタヌキ。
たいていが信楽焼きのタヌキであるが、形状はいろいろある。
酒瓶を持っているものや帳簿を持っているもの。
たまに杖を持っているものもある。

実際問題、どんな形状が一番多いのかということを調べてた話。

例えば動物園のタヌキ

各個体には性格があり動物園によってもその種類は多種多様。
(白タヌキもいたりする)

例えば物語に出てくるタヌキ

日本の童話や民話で割と頻繁に登場するタヌキ。
ただ、時代によって想像されるフォルムや行動が違って見えたりする話。
なんならお隣の国韓国にもタヌキ自体はいるもののお話に出てくるものは
あまりいない。
そんなところから日本人のタヌキとの関係性を書いてみた話。

読んでいて感じたが、タヌキの同人誌である。

ただ、そんなものを読みたい人がどのくらいいるのか謎ではあるが。
日本人は昔から生活の中でタヌキの存在を感じており、現代人でさえ私みたいにタヌキに興味を持つ人がいるのだから買う人はいるのかもしれない。
きっと海外だとこの本ははやらないんだと思う
(そもそもアライグマの一種みたいにとらえられているし、タヌキ)


おわり

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