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つれづれ読書感想文(その30)

語学の勉強は昔からすきですねえ、ほかの国の言語を話せるということは
その人と同じ思考ができるということですから。
それが、今生きている人なのか、もう亡くなってしまった人なのか。

時代を超えて思考を共有できるという魅力が語学を学ぶことの醍醐味だと思います。

そんななか、いろんな語学勉強本を読んできましたが、今回はたまにYoutubeで見かける多言語話者が書かれた本。

「ゼロから12か国語マスターした私の最強の外国語習得法」

Youtuber のKazu さんが書かれた本です。
動画では言語の習得方法のようなものはなく、いろんな方といろんな言語で話している動画を投稿されています。

内容としてはまあまあかなあ、ただこういう本というのはいかに、読後に実際に行動に移してもらえるかだと思うんです。
その認識でいけばハードルは低いと思います。

自分が学びたい言語で頻出フレーズ30種を調べて話す。

それができたら文法や単語を増やしていく。

最初から文法、単語、発音とかでないのがいいと思いますね。

とっつきやすさは一番かなと思います。

ちなみに、私は典型的な英語学習用に書かれた本を買っては挫折し
買っては挫折しを繰り返している身からすると読みやすいです。
新書というかたしなんでそりゃあそうかなという感じです。
本も新書サイズなので単行本よりも持ち運びやすいですし。

ただ、初めの一歩から次の二歩目までのハードルが高いかなあという印象。


余談。

まあ、いろいろ言えるんですが、結局のところ量が必要なんですよ。言語
って。どうしても。

赤ちゃんだって話始めるのに3年くらいかかるんですから。そんな簡単に話せるわけないんです。
でも、大人になるとちょっとだけ効率よく内容を把握するプロセスをもっているから早くて1年くらいなんじゃないかなという感じになると思います。

ちなみにこれあれですからね?毎日やって1年とかですからね?

もっと言うと言語だけではないんですよ。
何だってそう。
昔から思っているんですが、経験方法×時間でどこまで到達したかで
スキルが発現するかどうかだと思うんですよ。

そして、経験方法というのはその方法によって1.2なのか1.25なのか
なかなか1.5まで伸びるような代物がない。
だからどんな方法だって圧倒的に時間をかけた人のほうがそのスキルを獲得しやすいんだと思います。

なので、勉強の方法ではなく、勉強に触れる環境づくりがとっても大事。
もう、最近の勉強関係の本はどこにも書いている。
もうみんなわかり始めたんだと思います。

簡単なんです、Insta やTikTok,TVやラジオ、ゲームもそう。
そんなことしているのなら勉強してください。

時間がないならしょうがない、そこでじっとしていてください。

こんなに簡単なのに、すっごく難しい、みんながみんなわかっているのに
できない。何なんでしょうねえ。

おわり


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