つれづれ読書感想文(その44)
ずいぶん前に購入してましたが今日は休みなので読んでみました。
「地雷グリコ」
かなり考えながら読まないといけない系の本です。
頭の良い方たちの推理戦です、終始推理戦が繰り広げられる短編集というか
ミニゲーム集というかそんな話です。
個人的にはこういう話はライトノベルのレーベルでよく見かけます。
「ノーゲームノーライフ」みたいだなと思いながら読みました。
後は、「氷菓」なんかもそうでしょうか、学園物としても見るのであればそういった見方もできるでしょう。
要は頭のいい人たちがおれつええをやるような話に見えるんです。
面白いですよ。はい。
グリコなんて皆さん小さいころにやったでしょうから、なるほどこんな考え方があるのかあとか関心を持つと思います。
他のゲームも秀逸です。
みんなが知っているゲームにローカルルールを持たせて、緊迫感も演出する。
カイジなんかも同じような手法がありそうな気がしています。
ちょっと疑問に感じたのは、ルールが複雑すぎた時に読者がちゃんとついてきてくれるのかということ。
最後のゲームとか特に。
まあ、名探偵コナンなどもそうで、トリックを知ってしまえば
「へーそうだったんだ」
で切り抜けられるますのでそんな感じなのかもしれませんね。
ちなみに、
そんな話の構成なんですが、もっと違うとらえ方もできると思うんですよね。この本。
皆さんも読んでみて、探してみてください。
共感を得られるかは分かりませんし、もしかしたらはっきりと出てて
「いやあそんなことわかりきってるじゃん」と
皆さん感じられることかもしれません。
ですが、この5行のとらえ方次第で
おわり。
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