つれづれ読書感想文(その33)
続編が出ていたということで購入。
「しつこくわるい食べ物」
はい、1作目の「わるいたべもの」に続きエッセイ物の続きですね。
前回のエッセイに引き続き食べ物の紹介描写がとてもうまく、そして
おなかがすきます。
食べ物を食べるということは毎日行われるわけで、ほかの事象を行うよりもエピソードを集めやすいような気がします。
ただ、毎日毎日同じものを食べ続けているとそうもいかないわけで、それだけ食生活に関して感じていることが多いんだと思います。
特にパフェの話は分かります。
パフェは危ういからパフェであって、安定したらパフェではない気がします。それは同意ですね。
ちょっと思ったんですが、最近エッセイばかり私が読んでいるのは、エッセイばかり目につきやすかったのではないかと感じております。
といいますのも、最近読んだエッセイは軒並みコロナ化についてなにかしら触れているものが多いです。
そりゃあ最近出した本なんだからコロナ化のことになるやろがい、となりそうではありますが、もしかしたらコロナ化でお家生活をよぎなくされ、ほかの人がどんなことをして過ごしているんだろうと気になる人がいたのかもしれない。いや、編集者の好みなのかもしれませんが。
ということでもしかしたらコロナ化が出版業界にエッセイ本を流行らせたのではないか説を唱えたいと思います。
おわり
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