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つれづれ読書感想文

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#エッセイ

つれづれ読書感想文(その33)

続編が出ていたということで購入。 「しつこくわるい食べ物」 はい、1作目の「わるいたべもの」に続きエッセイ物の続きですね。 前回のエッセイに引き続き食べ物の紹介描写がとてもうまく、そして おなかがすきます。 食べ物を食べるということは毎日行われるわけで、ほかの事象を行うよりもエピソードを集めやすいような気がします。 ただ、毎日毎日同じものを食べ続けているとそうもいかないわけで、それだけ食生活に関して感じていることが多いんだと思います。 特にパフェの話は分かります。 パフ

つれづれ読書感想文(その23)

8月もやっていきましょうかね。 7月は夏が始まる気持ちでいますが、8月に入ると夏が終わりの気配を見せてるし、一体夏はどこにいるんですかね。 とまあ、蝉の声を聞きながら(浴びせられるながら?)読書しているわけです。 今回の本は「積木シンドローム」 ちなみに積木もシンドロームも関係ないです。 「つ」から始まるエッセイシリーズなので積木を思いついたみたいです。本当の意味が他にあるかもしれませんがないような気はします。 8月もエッセイ読むのかあという気持ちですがおそらく歳を取る

つれづれ読書感想文(その19)

最近の読書の流行りはエッセイな気がする。 もともとそんなにエッセイは好きではなかった。 どういう気持ちで読んでいけばいいかわからなかった気がするのだ。 ただ、大人になり特にtwitter やSNSを始めたあたりから読めるようになる。 つまり私からするとエッセイはSNSを読むようなものである。 ブログのほうがわかりやすいだろうか、エッセイというのは開くいえば日記のようなものだと思う。ただし、少しだけ自己満足が入ると思う。 今日あったこんな気になることについてどれだけの表現

つれづれ読書感想文(その16)

ヤマザキマリさんの本を始めて読んだのはパスタがなんちゃらみたいな本だったと思う。 そこから3冊くらいエッセイ本を読み今回も「お、まだこれは読んでないな」と思い読んでみる。 「歩きながら考える」 ヤマザキさんのエッセイは何冊か読んでいるがとても面白い。 文体がそうさせるのか、文章の持って行き方が好みなのか、とても読みやすいし共感しやすいしで面白いのである。 今回の本もエッセイなのだが、章によって印象が違う。 基本的にコロナウイルス全盛期、世界がパンデミックになった時からの