山中賞受賞! 0116
もう一月も半月過ぎてしまいましたが、今年もよろしくお願いします。
高知のTSUTAYA中万々店の書店員、山中由貴さんによる「みなさんにどうしても読んでほしい最高に面白いと思った小説に贈る賞」が山中賞です。
第10回となる今回、「かたばみ」がめでたく受賞しました。う……うれしい!うれし過ぎる。
書店員さんの読書量のすごさ、読みの素晴らしさを常々尊敬しているだけに、こうして選んでいただくのは本当に冥利に尽きるというか、励みになるというか、光栄なことなのです。
山中さん、ありがとうございました!
山中さん作成のフリーペーパーも見せていただいていたのですが、「え?プロなの?」という絵のうまさ。登場人物たちが、イラストで描かれています。そして、山中さんの「かたばみ」を読み込んでくださったコメントにもじんわり。さらに、かたばみのPVに感動というか、爆笑。実写版、悌子になりきってる山中さん!ケイ婆さんもいます。たぶん、本書を読んだ方なら、どのシーンかわかる演出がなされています。いずれもすさまじく完成度が高くて驚きです。
私もフリーペーパーにコメントを寄せさせていただいたのですが、山中さんの文章のほうがすばらしいので、是非そちらをお読みください。
こんなふうに小説を盛り上げてくださっている方々がいるという現実だけでも、うれしくなります。
私はTwitterをやってないのですが、Twitter(あ、Xか。ここまで略すなら、いっそプリンスみたいに記号にしてほしい)では、店内での展開の様子やPVも見られます。是非是非ご覧ください。
上の写真は、勝手にお借りしています。すみません。
元日からいろんなことが起こって、うまく整理できない気持ちもありますが、寄付などできることはさせていただきつつ、そのことはもう少し落ち着いた頃に。
山中由貴さん、TSUTAYA中万々店さんから、私も元気づけていただけました。このたびは本当にありがとうございました!