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速読vs遅読、どちらが効果的?
先日、タイのシラチャからお送りされる
ラジオ番組
「シラチャからゆるまりタイランド」に、
ゲストとしてお邪魔する機会をいただきました。
二日連続でFMコザさんに出演させてもらったこと、感謝しています。
パーソナリティーを務めるMali(マリ)さんは、
タイで速読教室「楽読」のオーナーをしていらっしゃいます。
トミーは、どうしても聞いてみたい質問がありました。
そこでインタビュー前の打ち合わせの中で、こっそり質問させていただきました。
「本は、早く読むべきなのでしょうか?」
◆ゆっくり読むと理解力が深まる??
近年、日本の出版業界では
「早く読む」よりも
「じっくり読む」「遅読」「熟読」に
価値を置く本の出版が続いています。
深く考えながら一冊を読むことで、より理解が深まるという主張が多く見られます。
しかし、私はもともと本を読むのが得意ではなく、読むスピードも遅いです。
ゆっくり読んだとしても、
それが理解の深まりにつながっているとは感じられないのです。
そんな私の悩みを率直にMaliさんにぶつけてみました。
「本はやっぱり、早く読むべきですか?
それとも、じっくり読む方がいいんでしょうか?」
◆速度の問題でない
Maliさんの答えは、
速読や遅読といった速度そのものに焦点を当てるのではなく、
「1冊の本をどれだけ味わえるか」
が大事ということでした。
例えば、
ゆっくり読んで4~5時間や数日かかってしまうと、
後ろのほうを読む頃には、
最初の内容を忘れていることが多いんですよね。
それでは1冊をしっかり味わうことはできないかもしれません。
とMaliさん。
彼女が教えている速読は、1冊の本を1~2時間程度で読み、
まるで映画を楽しむかのように全体を味わえる読書法だそうです。
1本の映画を通して感動や学びを得るように、
本も1~2時間程度で全体を把握し、深く味わうことができる。
そのために速読技術を活用するのだと。
「味わえる速度で読む」という視点は、
私にとって目から鱗の考え方でした。
読む速さよりも、
どれだけその本を楽しみ、理解できるかが大切なのですね。
◆「味わう読書」が気になる方へ
もし、興味がある方は、
Maliさんの「楽読」をぜひチェックしてみてください。
「楽読 タイ」で検索すれば、オンラインでの受講も可能です。
本をもっと「味わいたい」と思っている方には、新しい読書体験ができるでしょう♪
Mali ❁ 渡邉淑子さん
https://note.com/mali_jasmine/n/n6dc975dc370a