夢は今ある職業から選ばなければならないの?
こんにちは。
大里真由です。
今回は私が尊敬する植松努さんの書籍を紹介します。
『NASAより宇宙に近い町工場
植松努』
私が植松さんのことを知ったのは
4年前のPTA活動で。
「とても感動する動画があるから」
と言われて見たのが、
植松さんが講演する動画。
子供たちに向けた講演は
とてもわかりやすく、
共感できることがたくさんあった。
ただ、耳の痛い内容もあり、
とても考えさせられた。
植松さんは学校の先生とのやり取りで
疑問に思うことが度々あったという。
小学生の時は
「夢は自分の作った潜水艦で旅をすること」と言ったら
「夢みたいなことを言うな」
「ちゃんとした職業を言え」と言われ、
中学の進路相談では
「希望は?」と聞かれて
「飛行機に関わる仕事がしたい」と答えたら、
「お前の成績では○○高校しかない」
と言われたそうだ。
植松さんはその事について、
先生達は潜水艦を作ったこともなければ
飛行機の事も知らない、
どうすればいいのかもわからないのに、
憶測で評論しているだけだと。
私のことに置き換えてみた…
子供の頃は、
もちろんと言っていいかわからないけど
植松さんと同じように、
今ある職業から夢を選び、
学校の成績で、進学先を決められた。
私の子供の場合は…
私がされてきたことと同じように
「何になりたいの?」と聞いて、
「選択肢が増えるから」と
勉強を勧めていたように思う。
私は学生の頃、
勉強ができる方ではなかったので、
ちゃんとした夢もなく、
夢を持つことと、
勉強をすることから
逃げていたように思う。
だから、子供に将来の話をするときも
「勉強しておいた方がいいよ」と
子供の気持ちを何となくわかっているつもりで、ないがしろにして、
自分の将来の不安の解消のために
子供に勉強を強要して、
モヤモヤしていたんだと思う。
今、私は
自分は何がやりたいかを考えながら
自分で勉強することを考え、
悩み、楽しみながら
いろんな事を吸収している。
確かに
学生時代にもっと勉強しておけばよかったと思うこともあるが、
自分の好きなこと、
やりたいと思ったことの方が
吸収できることは大きいと思う。
そう思うと、
例え学生時代に戻れたとしても、
自分が本当にやりたいと思うことを見つけない限り、
今とあまり変わらない結果になるのではないかと思う。
植松さんは
好きなことがない人は
学ぶことができない。
学歴がないからわからない、できない、
お金がないから必要なものが買えないは
言い訳にすぎない。
最初はみんな手探りで、
最初はなんでも手作りだった。
わからなければ学べばいい。
お金がなくて買えないなら
自分で作ればいい。
それでもダメなら、
他の人の力を借りればいい。
諦めたら
それまでの人生まで否定しかねない。
諦めずに続けることが大事だと。
植松さんは
「どうせ無理」
という言葉をなくしたくて
みんなが不可能だと思うような
宇宙開発に挑戦しているのだという。
夢を持つこと、
憧れること。
そして、それに向かって行動すること。
私も植松さんのように
子供達に
自分の夢や憧れを持つことは
ただ勉強することよりも、
人生を輝かせることに繋がる。
どんな夢を持つことも
その人の自由だと伝えていきたい。
あなたの指針となる理想の北極星は
どんな風に輝いていますか?