アンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート
コンサートを知ったきっかけは、昨年末たまたまスーパーに行ったら「アンドリュー・ロイドウェバー」と書かれたポスターが目に飛び込んできたのが始まりで、それを見てすぐに「観てみたい!」という衝動に駆られ、数日後にはチケットを申し込んでいました。
公演開始時間は13時からで、開場が12時15分からだったので、11時22分発のバスで劇場に向かいました。一人で観に行くのもなんだか寂しい気がしたので、大して舞台やミュージカルには興味無い姉を、急遽誘って観に行きました。座席は3階席中央。事前にネットの劇場サイトで座席からのステージの見え方が掲載されてたので、ほぼ想像通りの見え方でした。
劇場はまだ建てられてから数年しか経ってないので、建物は新しく、窓が全面ガラス張りで見晴らしがとても良かったです。劇場に着くと、結構な人だかりができていて、舞台を観に来たんだな という実感が湧いてきました。建物に入って劇場に向かう途中のエスカレーター横には、レッドカーペットの敷かれた階段があり、普段上れる事のない折角の機会だと思ったので、エスカレーターではなく、その階段で上る事にしました。私はこの珍しいレッドカーペットの階段を動画撮影しながら上ってみました。姉も楽しそうに、その階段の写真を撮ってました。ショーを鑑賞する前からワクワクです。
3階席と言っても実際は建物の8階に位置するので、結構上る事になり、ようやく劇場の3階まで辿り着いた時には、防寒対策でカイロを貼ってた事もあり、相当暑かったです。
コンサートは最初「オペラ座の怪人」の曲が少し流れ出したところから始まりました。この音楽を聴くと、気持ちが高ぶってきました。冒頭ではアンドリュー・ロイド=ウェバー本人の映像が彼の功績と共に流れ、この映像は観ていて本当に楽しかったです。
第1幕は残念ながらあまり知ってる曲が無かったのですが、しかし中でもキャッツ、そしてチェロの独奏は興味深かったです。キャッツの有名な「メモリー」という曲を江畑晶慧さんが歌っていて、歌唱力が素晴らしく、聴き入ってしまいました。あと、確かジーザス・クライストという演目の曲を男性が一人で歌ってる場面があったのですが、その方の高音には驚かされました。
途中休憩が20分入り、その後第2幕の始まりです。しかしちょっと隣を見てみると姉の頭が垂れていて「寝てる?」と思ったら、やはり寝ていました。少し経ったら起きたので一安心です。
後半はオペラ座の怪人の曲が多数流れたので、とてもワクワクしました。怪人役の飯田さんはとても声量があり、バックのオーケストラにも勝る声量で圧巻でした。もちろんクリスティーナ役の女性キャストも最後の高音が素晴らしかったです。最後はスクールオブロックの曲で全演目終了でした。
演目が全て終わった後の喝采は舞台を観に来ているムードに浸かる事ができ、非常に気分が高揚しました。アンコールは3回あり、永遠に終わらなさそうな感じだったのですが、3回目の後、アナウンスが入って無事終了となりました。
今回のショーではキャストの方々の歌唱力に圧倒されました。やはりきちんと声楽の勉強をされた方々は発声が尋常じゃないと感じました。安定して低音から高音まで自由自在に歌いこなせる事には終始驚きっぱなしです。
やはり今回は自分の勉強不足で、知らない曲も多々あったので、もう少しアンドリュー・ロイド=ウェバーの演目を勉強し、今度彼の演目を鑑賞する時には知らない曲が無いようにして鑑賞に臨みたいと思いました。