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お墓参りで飲んだマウンテンデュー、新たな1年の始まり

自動販売機で久しぶりにマウンテンデューを見かけた。缶ジュースは何かと面倒になるから外ではあまり買わないのだけれど、ここ最近ずっと聴いている三浦透子の「私は貴方」で唐突にマウンテンデューが出てくるもんだからずっと飲みたかったんだ。

小さい頃大好きで飲んでいた飲み物で、大人になってほとんど見かけなくなったからもうなくなっていたと思っていたから、20代の女性がよく昔の飲み物を知っているなぁとビックリしていたら、小さい頃からずっと販売されていたようで単純に私が見ていなかっただけだったようだ。

久しぶりに飲んだマウンテンデューは小さい頃大好きだったときと変わらない甘酸っぱさで美味しく、男の子のように丸坊主でやんちゃだった自分を思い出した。確か両手でマウンテンデューを持って飲んでいる写真がどこかにあった気がする。父に撮ってもらった写真。

お墓参りは私は1年ぶり、母は2年ぶりだった。
歩行器で歩くようになって3年、お墓まで行く道のりはやや遠く去年は一人で行ってきてくれと言われてしまったから今年は絶対に一緒に行こうと思っていた。晴れてよかった。

いくつか変化があった。
毎年、お墓に飾る花を選ぶことを楽しみにしていたのにその気持ちよりも、人がたくさんいる店内で歩行器を持っている母が気になって仕方がなく、すぐに選べる出来合いのお墓用のお花を選んだ。早く選べていつもより半額以下となって、これからもうこれでいいかなと思った。

最寄りの駅からバスで20〜30分。バス停から15分ぐらい歩いたところにお墓はある。前回は行きも帰りもバスで行ったけれど今回はタクシーで行った。
行きはバスの時間まで30分も待たなければならなかったから、行きはタクシー、帰りはバスにしようと話していたけれど、日差しが強すぎて母がバテてしまうと思い帰りもタクシーにした。行き帰りどちらもタクシーにするにはいささか高いけれど、社内でずっと喋り続けている母から楽しさが伝わってきた。バスだったらこんなにしゃべれないし逆に良かったのかも知れない。

父のお墓は3段ほど登ったところに墓石がある。その上り下りが母にとってすごく大変そうだった。2年前は普通に戻れていたはずなのに、と少し悲しくなった。
が、今書きながら2年前の写真を見ていたらそもそも階段を上がっていなかった。母に無理させてしまって申し訳なかった。しかもブンブン(Petit Qoobo)も一緒に連れて行ってたみたいだ。

そろそろ父の命日が終わる。
毎年4月は誕生日と命日が終わる28日は新年と同様、新たな1年の始まり。

今年は自分の事業のために準備をしていくつもりだ。
得意分野であるパソコンやスマホ、デジタルを活かしたグリーフケアを行う仕事にしていく。

構想はすでにあるから形にするために自治体の補助金制度申請のための資料を作成する。どこからどう始めて良いやらと悩んでずっとやらずじまいだったから、申請書類を作成する、がもっとも有効な手段のように思えた。事業が認められたら補助金をもらってのスタートができるわけだ。




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サーシュ
最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。