老眼が進んできた45歳 8回目の転職はおそらく、もう、ない
こんにちは。
雨の土曜日。
ふと浮かんだ私と仕事についてのこと。
人生7社目で人事部に配属されたことをきっかけに、自分のしたかったことが見えて、キャリコンをとって、そこでは不本意な異動がありHRの仕事ができなかったので再度転職をして今は人の転職のお手伝いをする仕事を会社の中でしています。
7回転職しているので、転職に対するハードルはおそらく人より低いかもしれません。
37歳で結婚してからは、堅実派の夫の影響か、1度転職しただけですが、独身のときはいっぱい転職もしたし、副業もしてたし、バイト掛け持ち生活とかもしてた。
だから、今でも「いつでも転職を視野に入れておく」というのはいつも持っているかんじだった。
けれど。
よくよく考えたら、転職って結構パワーを使うこと。
スキルは自分に付随しているから、行った先でも使えるけれど、たとえば、その行った先が使っているOSとか、入っているアプリケーションは自分では選べないので、そこに対する操作を覚えたりする右往左往が半年くらいはだいたい発生するというのが私の体感でもあり、転職多めの友人ともそういう話になる。(ぜんぶgoogleを使っている会社からmsnを使っているところへの転職とかね、逆もしかり。)
そこってなかなかの労力で、新しく行った先の人にレクチャーで時間を割いてもらったりもあるし(もちろん迎える側はそういうのも込みで迎えるのがいいとおもうけど)
作業環境に慣れるまでは自分が通常の業務をするスピードがなかなか出にくい。環境に慣れながらパフォーマンスを出していくというのを同時にしつつ、新しい人間関係の中でそれをしていくわけで。
なかなか。やっぱりこれって、心身ともに元気が必要だと私は思う。
それで、タイトルの老眼の話に戻るわけだけれど、私の最後の転職は今のところ43歳だった。たぶん多少老眼だったろうけれど、(裸眼で1.5とかの視力。両目。ずっと。)まだなんとか対応できたと思っている。
けれど、そこから1年半くらいたち、本当に目が見えなくなってきた。
老眼鏡もつくったし、家で使うハズキルーペも購入して毎日お世話になっている。
先日不注意で包丁でざっくり切ってしまった左の薬指の傷も、焦点を合わせて見るのに数秒かかる。ちなみにハズキルーペをかけたら一瞬でものすごく詳細まで見える。
そんな私なので、もうたぶん、転職したてのあのすべてに慣れるまでの「しゃかりき」な6ヶ月を過ごすことに労力を割ける気がしていないのです。裸眼で一瞬で何もかもが見えるあの感覚もあってこその7回の転職だったと、失ってからその機能を懐かしんでいます。
じゃあ、どうすんの
失った機能とか、マックススピードで駆け抜けることができた私のことは、いとおしいです。
願わくば、ずーっとマックススピードで駆け抜けて行きたかった。
でも、どうやら私はもうそのようには動けないらしい。
あれもやりたかった。これもやりたかった。って、正直荒れ狂う心も一緒にいます。そこにはまだ直視できない感情もある。仕事のことも、そうでないことも。
でも、折り合いをつけてやっていくしかないのね。
毎日、目の前に来る求職者の方に、一緒に働いている方々に、その時の最大限のパフォーマンスを出して、それを続けた先に何かがあってもなくても、結局自分にできることは「その瞬間のベストを尽くす」だけみたいだと、老眼をつうじてなんとなくおもう45歳の春。
キャリアで悩む方に、自分の得てきた知識でお困りごとを解決する
課題を抱える目の前の人に、忍耐力と洞察力、やさしさをもって一緒に考える
なんとなく、方向性がみえて、今日はよかったな。
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