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(不妊治療note版)腰痛=妊娠しづらくなる可能性

千葉の高齢不妊専門の鍼灸整体院
みはましんせいどう(美浜鍼生堂)院長、渡邊です。

私がはりと整体を行い、妻が42才で妊娠し、43才で出産予定でしたが、切迫早産のためギリギリ42才で出産した経験を持つ私が、「こどもとの時間を少しでも早くもつこと」を願い、始めた鍼灸整体院です。

https://mihama-shinseido.com/


今回は、腰痛があると妊娠しづらくなる可能性、についてお話をしていきます。

妊娠と腰痛は関係するの?と思われるかもしれませんが、多くの面で、「腰痛」が妊娠と深く関係していきます。

「腰痛」が妊娠に与える影響について詳しく見ていきましょう。


腰痛が妊娠に与える影響について


当院でも妊娠された方でも、最初に腰痛をお持ちの方が多くいらっしゃいます。はりと整体をしていくことで、腰痛を改善していきますが、ここでは2つの視点で見ていきます。

1.ホルモンバランスとの関係

腰痛は、姿勢や筋肉の問題だけでなく、痛みから来るストレスやホルモンバランスの乱れとも密接に関わっています。

例えば、寝起きから腰痛があると、目が覚めた瞬間から、ストレスを感じます。
ストレスを感じると、体の中で良くないホルモンの分泌を増えます。1日のスタートからです。

そして慢性的な痛みは、姿勢を乱し、肩こり・首こり・頭痛を引き起こす原因にもなります。

肩こり・首こり・頭痛が起きると、常に痛みに構えるようになり(知らず知らずのうちに力が入って)、自律神経が不安定になり、ホルモンバランスが崩れる原因となります。

このホルモンバランスの乱れが、排卵や生理周期に影響を与え、妊娠しにくくなる要因の一つになります。



2. 身体の状態が妊娠に与える影響

腰痛があると、身体の動きが制限されることがあります。特に、腰が動きにくかったり、腰痛で動かせないと、運動効率がとてもさがります。

痛みがくると思うと運動をする気力がなくなり、特に寒くなるとますます運動習慣が途絶えてしまう傾向にあります。

運動不足は全身の血行を悪化させ、妊娠に必要な栄養素が子宮に届きにくくなる可能性があります。さらに、痛みのためにリラックスできず、妊娠のために必要な心の余裕も失われてしまうことがあるのです。


腰痛を軽減するためのお話


それでは、腰痛を軽減するためのお話をしていきます。

大前提として、腰痛の原因は全身にわたります。

腰をストレッチして伸ばしたりすることで、逆効果になることもあります。なぜかというと、原因の多くが腰に原因がないからです。

それではどこに可能性があるかというと、背中や臀部(おしり)や股関節などです。主婦の方は肘から手のひらだったり、スマホなどの影響で腕や肩や首などに原因があったりします。

割合として、腰以外に原因があることが多いので、腰のストレッチが効く場合もありますが、先に背中や臀部(おしり)や股関節などをストレッチしたほうが、腰痛に関しては安心です。


原因は腰以外から、という前提で、

1. ストレッチと軽い運動
腰痛を軽減するために、特に、ヨガやピラティスは柔軟性を高め、循環をよくするのに役立ちます。
例えば、
猫のポーズ:背中を丸めたり反らせたりすることで、背骨の柔軟性を高めます。

骨盤の傾斜:立ったまま骨盤を前後に傾けることで、体幹や臀部(お尻)の筋肉をほぐします。

股関節:ランジと言って、股関節のストレッチは開脚(足を左右に開く)イメージだと思いますが、それを前後の縦に行います。

ランジ

足首:内くるぶし周りを長押しする。ぎっくり腰対策としても使えます。

これで腰痛が軽減すればいいですが、中には悪化する方や効果をあまり感じれない方は、栄養からのアプローチもあります。



2.栄養からのアプローチ

腰痛は内臓から来ることも多々あります。
その場合、便秘や下痢などお通じに影響が出ていることが多くあります。またお通じを出したときの感触があまりスッキリしない場合には、栄養バランスを整えていくことで、腰痛にアプローチすることが可能です。

そして特に栄養は身体全体の健康に影響を与えます。妊娠を希望する場合、葉酸や鉄分を含む食事を心掛けることが大切です。緑黄色野菜のセルロースや豆類、魚介類などのマグネシウムを取り入れた食事が効果的です。



3. ストレス管理
意外に見落としがちなのが、ストレスから来る腰痛です。ストレスは腰痛を悪化させるだけでなく、妊娠にも影響を及ぼします。リラックスする時間を作り、マインドフルネスや瞑想を取り入れることで、心の健康を保つことができます。


ここまで腰痛のケア方法をお伝えしましたが、くれぐれもむりなく身体の声を聞きながらケアしていきましょう。もし自分で難しいようでしたら、近くの整体院や整骨院などをおすすめいたします。

腰痛があっても妊娠は可能


実際に、当院でも腰痛を抱えながらも妊娠した女性は数多くいます。
例えば、40代の太田さん(仮名)は、慢性的な腰痛に悩まされていましたが、鍼灸整体と運動を取り入れることで痛みが軽減し、無事に妊娠しました。

彼女は「身体が軽くなり、毎日来る痛みからも解放され心にも余裕ができたことで、妊娠の可能性を感じた」とお話されておりました。



腰痛が妊娠に与える影響についてお伝えしましたが、適切な対策を講じることで、妊娠の可能性を高めることができます。
腰痛から来る痛みやぎっくり腰を招きそうな不安など、身体と心の健康を維持し、前向きに気持ちを持つことがすごく大切です。


自分自身でもケアできますが、お近くの整体院や整骨院など、相談できるところを見つけて痛みを軽減し、心地よく妊娠を目指すための手段を見つけてください。あなたには素晴らしい未来が必ず待っています。


ご自身の体や環境などに合った方法を見つけて、ポジティブな妊活ライフを送ってください!あなたの妊娠を心から応援しています。


高齢不妊専門 鍼灸整体院
美浜鍼生堂 院長 渡邊


サポート頂いたお金は全て妊娠中の方のために使わせて頂きます。