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ロールプレイが成功のカギ
小学校受験の「面接」は練習あるのみ!
〜親子でロールプレイが成功のカギ〜
小学校受験の「面接」の重要性
小学校受験において、
筆記試験や行動観察だけでなく、
「面接」は合否を左右する重要なポイントです。
面接では、子どもの素直さやコミュニケーション能力、家庭の教育方針まで見られます。特に子ども自身が
自分の言葉で話せるかどうかが評価の分かれ目となります。
けど、面接は子どもにとって「非日常」の場面です。
普段の生活では経験しないような質問や、緊張するシチュエーションに置かれることで、普段通りの力が出せないことも多いです。
そこで有効なのが親子でのロールプレイだと私は思います。
親子ロールプレイの3つのメリット
1. 実際の場面を疑似体験できる
ロールプレイでは、面接官役を親が務め、実際の面接と同じ流れをシミュレーションできます。
「お名前を教えてください」「好きな遊びは何ですか?」など、予想される質問に何度も答える練習をします。
すると子どもは本番でも安心して話せるようになります。
2. 答える力と自信がつく
ただ丸暗記した答えを言うのではなく、自分の言葉で話す練習が大切です。
子どもが自分の経験や考えを元に、自然な言葉で答える力を養います。
何度も練習することで、「自分は話せる!」という自信がつき、表情や声のトーンにも良い影響を与えます。
3. 親も準備ができる
面接は子どもだけでなく親の対応も見られています。
「家庭の教育方針」や「子どもへの接し方」を問われることもあります。
ロールプレイを通して、親もどのように受け答えすれば良いか、事前に考えておくことができます。
具体的なロールプレイの進め方
① 面接シチュエーションを設定する
まず、面接当日の流れを子どもに説明します。
我が家では「今から面接ごっこをするよ。先生が質問するから、キミちゃんはお話ししてみてね!」と、ゲーム感覚で取り組んでいます。
② 質問はバリエーション豊かに
◯基本の質問
「お名前と年齢を教えてください」「好きな遊びは何ですか?」
◯応用の質問:「お友だちとけんかしたらどうする?」「困ったときはどうする?」
◯家庭環境:「おうちではどんなことをして遊ぶの?」「ママやパパと一緒にすることは?」
③ 褒めて自信をつける
答えが完璧でなくても、
「しっかりお話しできて偉いね!」「先生の目を見て話せたね!」と、過程を褒めることで、キミちゃんはキラキラした瞳になります。
そして「もっと話したい!」という意欲が湧いてきます。
我が家のロールプレイで変わったキミちゃんの話
うちのキミちゃんは、もともと人見知りが激しく、初対面の人と話すのがとても苦手なんです。
公園でお友だちに話しかけるときも、いつもお母さんの後ろに隠れてしまうような子。
そんなキミちゃんですが、小学校受験を控えるにあたり、「面接」での受け答えが心配の種に。母である私も、「こんなに恥ずかしがり屋で大丈夫かな…」と不安を抱いています。
そこで、キミちゃんの大好きな動物に注目して、ロールプレイしてみました。
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キミちゃんは、特に動物園が大好きで、カバやキリンの話をすると目を輝かせます。
「この好きを活かせば、Aちゃんも楽しみながら練習できるかも!」と私は思いつきました。
● 動物園ごっこで面接練習!
ある日、私は「今日の面接ごっこは、動物園の先生役ね!」と提案しました。
私が「こんにちは、先生!今日はどの動物さんに会えますか?」と面接官役になり、キミちゃんが「キリンさんです!お首がとっても長いんだよ!」と動物園のガイド役を務めます。
最初は「え〜、恥ずかしい…」とモジモジしていたキミちゃんですが、私が「わあ、キリンさんのお話、もっと聞きたいな!」と興味を示すと、次第に笑顔が増えました。
「キリンさんはね、葉っぱを食べるんだよ!」と、自然と自分の言葉で話すようになりました。
● 変化が見えた日
続けていくうちに、キミちゃんは「今日の面接ごっこ、次はお花屋さんの先生になりたい!」と自分から提案するようになってきました。
今では、ロールプレイの中で、キミちゃんは「こんにちは!」と元気に挨拶し、自分の気持ちや考えを伝えることが楽しくなっていきました。
帰宅したらパパから「今日の面接ごっこはどうだった?」と聞かれると、キミちゃんは「先生が『お話し上手だね』って褒めてくれた!」と誇らしげに話していました。
● 母の気づき
母である私は、結果よりも「キミちゃんが自分の言葉で話せるようになったこと」が何より嬉しかったです。
ロールプレイを通じて、キミちゃんはただ面接対策をしただけでなく、自分の意見を持ち、伝える力を身につけることができ始めたように感じます。
うちの子のように、子どもが興味を持てるテーマを取り入れることで、面接練習も「楽しい遊び」に変えることができます。
親子で笑顔になれるロールプレイは、合格への道だけでなく、子どもの成長を実感できる貴重な時間にもなると思います^ ^
でも…失敗もしています。
■ よくある失敗例と回避法
◯失敗例1:答えを暗記させてしまう
→「〇〇って言わなきゃ!」とプレッシャーになることも。
「自分らしい言葉でいいんだよ」と伝え、子どもが自由に表現できるようにしましょう。
◯失敗例2:面接官を“怖い人”に設定してしまう
→「ちゃんとしなさい!」という雰囲気では、子どもは委縮してしまいます。
「先生はキミちゃんのことを知りたくて質問してるんだよ」とリラックスしたムードを作ることが大切です。
■ まとめ:「面接」は練習で自信をつける!
小学校受験の面接は、準備と練習次第で大きく成長できるチャンスです。
ロールプレイを通して、子どもが安心して自分の言葉で話せるようにサポートしましょう。
親子での練習は、単なる受験対策にとどまらず、子どものコミュニケーション能力や自己肯定感を育む大切な時間です。
「面接」という特別なシチュエーションも、家族で楽しみながら準備すれば、きっと笑顔で乗り越えられるはずです!
このnoteが、受験を控える親御さんたちの役に立ちますように。