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交通事故から1年3ヶ月【夫に伝える】

退職します


今日、上司に伝えてきた

と、夫に話す。



上司 

『いつか働けるようになったら、言ってね。
 待っているから。』

って言ってくれた。



『良かったね。ありがたいね。』

本当に
また働けるかは分からないが、
いつか『働きたい』思った時、
戻れる場所があるって幸せだなって思った。

後悔はない選択


1年3ヶ月かかって
見つけた自分の進む道、

決断に後悔はない

これは、ウソではない。

けど
夫に、退職の話をしていたら、

突然、

涙が溢れ出てきた

止まらないボロボロ

全然止まらない。

内側と外側の自分の気持ちが一致してないのかな•••。





『やっぱり辞めたくないとは言わないけど、

好きな仕事ができなくなる日が来るなんて

考えてもいなかった。

くやしいのかな。』

と、夫に伝える。

『また、いつか働けるよ。
今は身体を大事にする時期なんだよ。』

内側の私はもうかなり前から
身体の限界を(精神的にも身体的にも)
感じていた。

涙が出るくらい
悔しくて、
本当は、辞めたくなくて、
第三者行為によっての
今回の退職。

働けないのは分かっているけど

わたしの心の部分には、

看護師の仕事ができないことによる
悔しさが少なからずあるんだな。
と思った。

けどその反面、

こんなにも
自分の仕事に誇りをもち、
17年働いてきた看護師が好き

『この仕事が好き』

って胸を張って言えるくらいの

思いに
今回の交通事故を経験して
気づけた。

心を壊してしまった時




まだ仕事を続けたい

でも身体は限界にきていると気づいていた。

私の中では
この時期は

常に、
崖に立っているイメージだった。
少し背中を押されたら

落ちちゃうイメージ。

落ちるのは
私の中では
退職だった。

退職を選ぶことは、

その崖から落ちてしまうくらいの思いでいた。

そんな時、
夫の同僚と話す機会があり
このことを話すと、



『退職は
落ちることじゃないんじゃないですか?』

って
不思議そうに私に言った。


え、
私はずーっと
崖から落ちることが退職だと、
そう思ってきていた。

『新たな道に進むことは、
落ちることだとは思わない。』

この言葉を聞いて

ハッとした
私がいた。

退職が
人生終わりなわけじゃないんだなぁーって 
気づけた瞬間。

人生終わりとまでは思わないけど•••。
そのくらいの思いだった。

後悔しそうで
なかなか退職を決断できないでいた
時期を振り返る。
こんな時もあったなぁ•••。


今、夫に退職を伝えた時の

この私の涙は、

崖にいるときとまた違う涙。

だと気づいた。

悔しいし、
まだ働きたい思いはあるけど、

十分理解して
今は無理だと、
自分で選んだ道。

崖から落ちた

とは、今は思っていない。

悔しい涙は出るけど。

『次の道に進んでみよう。』


そう、思えてもいる。

今、ワクワクすることを
できる環境に感謝して

いつかまた看護師として
復帰できることを
夢見て、
進んでいこうと思う。


わたしの進む道

全然未来は想像できていないけど、

進んでみよう。
そう思えた。


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