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不登校に関する講演会に参加して


現在、交通事故にあい1年8ヶ月。
後遺症のため、看護師として、
現在病院では働けず、
まちの看護師として活動をし始めたところ。
今週から隣町の家族会に参加して行くため、
講演会があり今日参加してきた。『不登校に関する講演会』ではあるが、
話を聞いていて、
これから先、様々な人と関わる上で、
大切な話を聞くことができ、
私の経験談を踏まえお伝えしたい。みなさん、家族含め大切な人が、
日常生活を送る上で、
例えばひきこもりや、
私のように交通事故で社会復帰ができない、
病気で、今まで通りの生活に制限がかかるなど、
関わり方で困ったことはないですか?
私自身が当事者であり、
私自身が実際にどうしていいか当時は
分からなかった。
そんな時、
今回の話を思い出しこんなこと言っていたなぁ。
と必要になった時に思い出してくれたらいいなぁ。と思い、書きとめていきます。




講演会

社会福祉士の不登校に関する講演会でした。
その中で、対象と関わる上で大切なことを
知った。
不登校•ひきこもりの家族が越える5つの関門について、
私の
体験談踏まえて話していきます。



1.受容の入り口にたつ

例えば子どものひきこもりであれば、
『今は学校に行くのがとても辛い』
→『学校を休んでいいよ』と言えるかどうか。
いけないことを早く受け止める。

▶︎私の経験
家族からは、仕事を休むように言われていたが、
『仕事は、無理しなくていい。休む。』
と、私自身が受け止めれなかった。
後遺症が辛いのに、
なかなか決断ができなかった。

2.『いつまで休ませればいいのだろうか』と焦り出す気持ちを抑える事ができるかどうか

▶︎私の経験
交通事故の後遺症のため、
休職に入ったが、
いつまで休めばこれは良くなるのか、
段々と元の身体にいつ戻れるか、
いつになったら今まで通り働くことができるか、
休職していても、気持ちは焦るばかりだった。

3.すぐに次を求めてしまう

ここでは、自分自身の頭の整理をして
現実を受け止める行動。
とにかく話す、語ることで、自分の現実を吐き出せる安心できる環境を整えていくことが大切。

▶︎私の経験
休職に入り休んでいると、
後遺症はつらいが、幾らか我慢すれば、
日常生活がしやすくなってくる。
そうすると、
頭の中で考えることは、
『そろそろ働けるのではないか。』と、
自分の今の気持ちを受け止めず、
吐き出さないまま、整理しないまま、次のことを考えてしまう。

自分自身のことではあるが、
今の現状を整理しないまま、受け止めないまま
に次を考えてしまっていた。

※浄化ができていない

4.対象の気持ちを1番に考える

子どもであれば、
進学をどうするか、就職先をどうするか。
大きな岐路に立つ。
ここでのポイントは、
いろんな道がある。と思えるかどうか。
世間常識ではなく、
子ども一人ひとりに合った道、子どもの気持ちを第一に考える。

▶︎わたしの経験

病院で働くことが人生の全てではない。
まず、後遺症が辛いに無理をしない。
辛くない、苦しくない日常生活を送りたい。
私の心の内側は、何を思っているのか、
世間体は気にせず、
まず身体と心の健康を大切にする。
ここがなかなかできず時間がかかってしまった。
働けなくなったら
お金はどうするの。
看護師の仕事が好きなのに、できなくなって
どうするの。
そればかりだった。


5.自己決定の尊重


本人が考える、
自分で決めないと本当に前には進めない、
子ども自身が決断し、親は心にゆとりを持ち、
子どもの人生だからと、見守る姿勢が大切。
または、子供が求めた時に必要な情報を
伝える。情報は集めておく。
しかし、それを押し付けない。

▶︎私の経験

今は病院では働けない。
交通事故から1年4ヶ月で、退職を決断した。
病院を離れ、自分自身と向き合い、
何がしたいのか、
何が好きなのか、
静養しながらも、考える時期に入った。


伝えたいこと

私の場合は、
交通事故(被害者)にあい、後遺症で
働けなくなってしまった。
この関わる上で大切なことを
全て自分自身で自分を追い込めてしまい、
受け入れるのに
かなりの時間がかかってしまった。
しかし、
自分自身で受け止める、退職を決断し、
病院を離れたことで、
前に進む一歩が踏み出すことができた。

今は、まちの看護師として活動をし始めたところ。
病院で看護師として働けなくても
今の私にできることはあった。
それは、私が看護師としてできることだった。
関わる上で大切な5つのポイントを
知っているのといないのでは、
関わり方が全く違う。
私も知識としてあったとするならば、
もしかしたら、選択肢は広がっていたのかもしれない。
今回、講演会に参加して
これから地域の家族会に参加する上で
関わる大切さを知り、
自分の経験からもさらに落とし込む事ができた。

なにかをしてあげたい。
さしのべたい。
助言したい。
ではなく、
その人にあった今の段階を知り、
話を聞き、
必要な時に必要な情報を提供できるように
私自身も学んでいきたいと思った。

交通事故にあったのは、辛い経験だったが、
この経験から今たくさんのことを
得ることができている。
この経験も強みに変え、
さらに進んでいきたいと思った。



長くなりました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。


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