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立ち止まるタイミングに


51歳、バーンアウト

「いいなぁ。お母さん。バーンしたんだねぇ。」
息子が言う。
まだ息子は家庭をもっているわけでもなく
とはいえそれなりにアラサーという年周り。
この社会の率先力。

でもきっとまさかこの母親がバーンするとは
思ってもいなかった故の言葉。
言われた時は「バーン」の意味もニュアンスで
なんとなくわかったふうにしていたけど
調べたら
「燃え尽き症候群」「バーンアウト」( ̄▽ ̄;)

息子たちはバツイチのワタシを
感受性がピュアでしかも重要な幼少期に見て育った。
お母さんは働き者。
いつも働いている。
その代名詞みたいな路線を見せ続けていくことが
息子たちに社会に生きることの手本として
信じて疑わなかったはずなのに。
お母さんの背中を見てこれからの人生を
歩んで行きなさいと
どこかで思っていたのかも知れないけど・・・

バーンした(笑)

当初は焦って仕事を探した自分だった。
仕事をしているワタシでないと
現実が壊れてしまうと信じて疑わなかったし
親の面子も潰れちゃうプライド。

でも
燃え尽きてしまったことを
しっかり腑に落とせるようになったのも
この年齢で転職が容易ではないという現実(笑)
面接にまでこじつけないことや
面接行っても年齢が・・・とか言われてしまうことや
これまでこんなにも
前の会社でしがみついていた自分があらわになって
自分を見失っていたことに
気付けたからだとある日突然
気づいてしまった。

もうこれ以上
自分を殺して痛めつけてまで生きるのはどうかと。

そこにはお金の執着もしっかり存在していたのも
大きな気づき。

そしてお母さんの背中はもう十分見せた(笑)
しかもバーンするというところまで(^^ゞ

今、出来ること

順風満帆な半世紀ではなかった。
どちらかと言えば
波風ありすぎ、人生サバイバルな出来事てんこ盛り。

どうしてこんなに激しいん?ワタシの人生。
ってマジで思うし、思った。

だからこそ
このタイミングが起こったのかもと。

偶然ではなく必然。

今、ワタシにあるものは
「時間」
幸い、旦那様がまだ元気でお稼ぎくださってるので
しばらくは失業保険と退職金で
自分のしたいことをさせてもらっている。

というのも
たまたま思いついて連絡した友人に再会して
その友人がたまたまスピリチュアルな経緯で
知らない世界を伝達。
そんな会話の中で
自分のしたいことを見つけようと思った次第。

でもそのためには
経験は豊富でもそれを活用する能力が備わっていない自分。

なりたい自分というものに
スポットを当てることを友人の話しのおかげで
視点を変えることが出来た。

当初はその友人と組んで仕事をする予定ではあったけど
彼女の期待に応えられないトラブルがあり( ̄▽ ̄;)
自らそのタッグを辞退した今
ひとりで
「なりたい自分」を完成させる旅にシフトチェンジしたところです。

人を救える自分でありたい。

それがコンセプト。
この半年の間で勉強という時間を
しっかりと定着させて
いくつか資格も取得した。
まぁ、国家資格といったような劇的なものではないけど
履歴書には書ける資格(笑)

でも学習していくと
学生の頃とは違い
「欲」が出てくるもので
資格のコレクションになってしまう傾向は
よく聞く話であり
自分も沼ってる。

それと並行して
セミナーにも数個登録。
ジャンル違えど様々な視点で自分にアクセスしてる。
客観的な知識の入れ方で資格を取得しながら
内面的なアプローチを経て自分を整えていく。
その二刀流はなかなかのもので
時々、ヘタる。
燃え尽きる。

でも
コンセプトがある限り
自分がしたいことという前提が存在する限り
●●のためという犠牲が存在していないのが
燃え尽きてもまた新しい薪が積まれているような感じ。

ワタシは自分の経験も
様々な感情のうるましも
最終的に意味があるものだと確信したい。
きっとそれが分かる時
実感できる時が
なりたい自分になれた時。
人を救えるような
そんな自分になれた時なのかも知れないと
漠然と思っている。

何もまだ見えないからこその漠然。
それが鮮明になる様を
これからは楽しんでいけたら本望。

とにかく笑ってお空に逝くために。
ゴールはそこ。


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