死なれちゃったあとで
今年はなかなか面白い本に出会わないまま、もう2025年が訪れそうな今日この頃。
前田隆弘さんの「死なれちゃったあとで」を読みました。
わたしはまだ、悲しくなったり泣いてしまうほどの「死」に直面したことがありません。
気持ちが動揺してしまうような死もまだ起こっていません。
親が亡くなったときに泣くかどうかも今のところ想像もつかないです。
そもそも私にとって、死=怖いというイメージが薄いんだと思う。
生まれた時に、すでに死ぬことは必然であり当たり前のことだからなのか。
死なない人なんていないんだからね。
元気だった頃の父に
「いまのうちにお墓探しておこうよ」
と言った時に
「縁起でもないこと言うな!」
と怒られてびっくりしました。
「え?あなたじぶんは死なないとでも思ってるの?」
と、口には出さなかったけど不思議だなぁと思った数年前。
でも動物が死んじゃうのはどうしてもどうしようもなく悲しいです。
自分の家の動物じゃなくても、テレビやネットで動物の死や病気や怪我を見るだけでもとてもとてもとても悲しい。
なんでしょうね。
みんな死ぬまで元気に健やかに生きて欲しいです。
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