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土日祝用の勉強メニューがあった方が良い (つづき)

 3つめの工夫は「難易度高めのチャレンジングな内容を取り入れる」です。
 大きな本屋には「数学読み物」というコーナーがあり、表紙に「この問題、解けますか?」的なことが書かれた本が売っています。大人に向けて数学の学び直しや知識・雑学を得るため用意された本です。この手の本で取り扱われる問題は適正試験とは関係ないかもしれませんが、著者が「算数の面白さ」を知ってもらおうと書いているので、遊び要素があり、子どもも楽しめます。
 子供には「今は解けないと思うけど、やってみる?」とチャレンジ精神を刺激し、興味を持った子にはやらせてみました。解き終わった後、「チャレンジしたこと」、「いつもより集中していたこと」、「楽しんで勉強していたこと」、「着眼点が良かったこと」など、褒めるポイントは必ず出てきますので、その点を褒めてあげます。親に褒められたいタイプの子どもの場合、やる気や自信につながり、受験勉強にも好影響が出ました。


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