いきなり教えるのはムリ。指導準備は必須です。
親が中学受験の伴走者になる場合、相応の指導準備が必要です。受験勉強と言っても、いきなり難しい試験問題を解くわけではなく、教科書レベルの内容を先取り学習するところから始めることになるので、教科書の内容を教えるための準備です。
では、何を準備するのか?
1つ目は「伝えることを整理する」ことです。仕事で誰かにプレゼンする時と同じように、伝えたい内容を整理することです。
子どもの理解力、推し量る力だと、親が少し変な教え方をすると、すぐに混乱をおこすと考えたほうが良いです。なので、「小学校の内容なら予習せずに説明できるだろう」と考え、結果、行き当たりばったりな説明になることは避けるべきです。たとえ教科書や参考書の内容をなぞって説明するだけだったとしても、事前にその日教える範囲について教科書等をよく読み、脳内で説明のリハーサルを行うなどして、スムーズな説明が出来るようにした方が良いと思います。