【本要約】『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』著:三宅香帆さん
皆さんこんにちはちゃむです。😀
もう少し先だと思っていたハロウィンもあと2日でやってくるかと思うと、年々、時の流れが加速していると感じます。🎃
街角でクリスマスの雑貨を売っているのを見ると、少し物悲しい感じがするのです。クリスマス自体は楽しみなのですが。何故でしょうか。
読者の皆さんが残り2ヶ月となった2024年を楽しめますよう祈るばかりです。
それでは要約していきます。
働きながら本を読むことの壁とその克服方法を探る実践的ガイド
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』は、忙しい現代のビジネスパーソンが「なぜ仕事の忙しさに追われ、本が読めなくなってしまうのか」という問題を紐解き、その解決策を提案する一冊です。著者・三宅香帆さんは、自らの読書体験や、多忙な人々が日常に読書を取り入れるための実践的なアプローチを紹介しています。
本が読めなくなる原因
仕事をしていると、日常の忙しさや疲労、余暇の少なさが原因で、つい読書の優先順位が下がりがちです。さらに、仕事での情報過多やタスクの多さが心の余裕を奪い、集中して本を読むのが難しくなってしまいます。このような「読書の壁」を理解することで、より効果的に克服するための第一歩が見えてきます。
小さな読書習慣の構築
著者は、忙しい日々でも読書習慣を保つためには「隙間時間に少しずつ読む」「1日に1ページでも読む」など、小さな習慣から始めることが有効だと述べています。こうした小さな積み重ねが、やがて大きな読書体験につながると提案しています。
読書への心理的ハードルを下げる方法
読みたい本があるのに手が伸びない理由として、「ちゃんと読まなければいけない」という無意識のプレッシャーが働いていることがあります。本書では、完璧を求めずに気軽に読み進めることで、読書を義務ではなく「楽しみ」に変える心構えを勧めています。
自分の「読む目的」を見つける
三宅氏は、働きながら読む本を選ぶ際に「自分が何を得たいか」を意識することが大切だと述べています。自己啓発、ストレス解消、リフレッシュなど、目的を明確にすることで、読みたい本の選択がしやすくなり、読書への意欲も高まります。
デジタル読書やオーディオブックの活用
本書は、従来の紙の本だけでなく、スマホやタブレットでのデジタル読書や、音声で聴くオーディオブックを取り入れることで、読書の幅が広がる点も解説しています。これにより、通勤時間や家事の合間にも読書の機会を作り出すことが可能になります。
それでは日常のアクションプランに落とし込んでみます。
1日5分から始める小さな読書習慣
アクション: 毎日5分だけ読書の時間を確保します。最初は無理をせず、通勤電車の中や朝のコーヒータイムなど、簡単に取り入れやすい時間を使って読書を行います。
実施例: 朝食後の5分間、スマホを使わずに1ページだけ読む習慣を作る。この小さな一歩が、徐々に読書時間を増やすきっかけになります。
「完璧に読まなくても良い」という心構えを持つ
アクション: 読む本は最初から最後まで完璧に読む必要はない、と自分に許可を与えます。気になる部分だけを拾い読みしたり、時には流し読みをするなど、プレッシャーを減らして読書のハードルを下げます。
実施例: 仕事関連の本を読む場合、目次から自分に必要な章だけを選んで読み、後は飛ばす。内容をすべて理解しなくても、まずは読書の楽しさを取り戻します。
「読む目的」を決めて、優先順位を明確にする
アクション: その本を「なぜ読みたいのか」を明確にし、読みたい本を3〜5冊ほどリストアップしておきます。目的がはっきりすることで、本選びがスムーズになり、途中で飽きにくくなります。
実施例: 仕事のために自己啓発本を読む、リフレッシュのために小説を読むなど、目的に応じた本を選んでおき、疲れ具合に応じて本を選ぶ。
オーディオブックを活用して隙間時間を有効に使う
アクション: 通勤や家事をしている時にオーディオブックを活用し、視覚的な読書が難しい時でも耳から読書を楽しむ時間を作ります。これにより、読書の選択肢が広がります。
実施例: 通勤電車や車の移動中にオーディオブックを聴く。家事の合間やランニング中など、手を使わずに読書を楽しめる時間を見つけて実行。
読書を生活のルーティンに組み込む
アクション: 読書を歯磨きやストレッチのように、日常のルーティンの一つに組み込みます。毎日同じ時間帯に読むことで、自然と読書の時間が確保されます。
実施例: 寝る前の10分間、スマホを見ない代わりに読書を行う。読書をすることでリラックスして眠れるようにし、読書を1日の終わりの習慣にします。
日常に少しずつ読書習慣を取り入れることで、忙しい生活の中でも自分に合った方法で読書の楽しさを味わうことができます。少しの時間でも読むことで読書に対する心理的ハードルが下がり、自然と本を手に取る機会が増えていくはずです。
おしまい。📖
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