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【5分で読める業界研究完全版】SaaS業界について

前回の記事では、SaaSとは何かという基礎的なことをお話したので、この記事ではよりSaaS業界について深堀っていきたいと思います。

まず前回の記事をまだ読めていないという方に1分ほどで前回の記事のおさらいをしていきます!

SaaSって何?

「SaaS」とは「Software as a Service」の略称で、「サービスとしてのソフトウェア」を意味しています。
このサービスとは、クラウドサーバーにあるソフトウェアをインターネットを経由して利用出来るサービスのことを指しています。

SaaSの特徴としては、インターネット上へのデータ保存/マルチデバイスに対応している/複数人でのユーザー利用が可能であるということが挙げられます。

SaaSがなぜ注目されているのか

SaaSがなぜ注目されているのかというと「圧倒的な利便性/ビジネスモデル」を兼ね備えているからです。

というのも、先程お話しした通りSaaSの特徴としては「インターネットを通じてソフトウェアの機能を利用出来る」ことが挙げられています。

実はSaaSのおかげで世の中の業務が楽になっていると言っても過言ではないのです。
だから注目されているのです!


SaaSのキャリアパスの種類

そんな今伸びていると言われているSaaSのキャリアパス気になりませんか?
ここからは、SaaS企業のキャリアパスについてご紹介したいと思います。

まずは、SaaSの企業の組織構成についてご説明します。
SaaSの組織構成は大きく分けて3つあります!

①ビジネス部門(セールス/カスタマーサクセス)
②開発部門(エンジニア)
③管理部門(人事/総務)

部門は少ないように感じますが、それぞれの部門でやっている事/仕事量は全く違います。
なので、部門ごとの仕事内容/キャリアパスをお話ししたいと思います!


SaaSビジネス部門の仕事内容とキャリアパス

ビジネス部門の中にも実はポジションが4つあります。
①マーケティング
②インサイドセールス 
③フィールドセールス
④カスタマーサクセス

上記4つのポジションで共通している業務内容は、製品を導入してもらった後にクライアントがどれだけ長く使用してくれるか/長く使用してもらえるように施策を打つ事です。

そのため、新規開拓をして製品を売るポジションだけでなく、製品を買ってくれた顧客に対して継続して使ってもらうために動くポジションがあります。

①マーケティングについて

マーケティングの業務内容は、言葉の通りマーケティング戦略の実行や立案です。市場の分析を行い、今顧客が求めているものは何かを常に模索しているポジションになります!

<マーケティングのキャリアパス>
マーケティングの採用条件には、下記のようなものがよく見られます。
「マーケティングの経験がある方 (BtoB)」
「ライティングの経験がある方」

どちらも「経験者」を必要としている採用条件だと思いませんか?

やはりマーケティングの知識がある方の方が優遇されることは間違いないです。ですが、SaaSのマーケティング経験者は他の業界に比べて少ないため、若いうちに転職することをオススメします!

②インサイドセールスについて

インサイドセールス とは電話やメールを使用して、新規顧客に対して営業をすることです。
テレアポ のように感じますが、テレアポ よりも量を意識して業務を行います。

<インサイドセールス のキャリアパス>
インサイドセールスからは、主にマネージャーのポジションにキャリアアップする方が多いです。
架電などの業務のスキルアップというよりも、後輩をマネジメントする立場が1番キャリアとして描きやすいと言えるでしょう。

③フィールドセールスについて

フィールドセールスとは、新規顧客/既存顧客に対して営業を行うことです。
このポジションは、インサイドセールス から契約見込みが高い顧客を引き継いで商談を行うので、営業の成果は出やすいと言えるでしょう。

<フィールドセールスのキャリアパス>
多くは、営業の管理職/マネージャーや営業のコンサルタントに転職/キャリアアップする場合が多いでしょう。
営業の成果は比較的出やすいと言われるフィールドセールスで成果を残し、より上の役職となる管理職にキャリアアップする方が多いです。

また、このポジションで培った人脈や交渉力を最大限に生かして、フリーランスとして独立する方も一定数います!

④カスタマーサクセスについて

カスタマーサクセスとは、製品を導入後に顧客に対して定期的にフォローを行い満足度を向上させるために働きかけるポジションです。

前半でも述べましたが、SaaSは「サブスクリプション型」のサービスです。そのため、製品を継続して使用してもらう事が会社にとっての利益に繋がるので、このポジションでどのくらい顧客を満足させられるか、が重要になってきます。

<カスタマーサクセスのキャリアパス>
CCOに就任する/専門家を目指すの二択が多いと言われています。
CCOとは最高顧客責任者というカスタマーサクセスの最終形態です。
主に、業務としてはマネージャーのような内容になります。


開発部門について

開発部門では、新規開発だけでなく継続的なサービスの改善も行っています。
やはり、開発系の仕事への転職はプログラマーやSEからの転職が多いとされています。そのため、経験者しか転職出来ないと思われがちですがSaaS業界のエンジニアは人手不足と言われているので、未経験でも採用される事はあります!

<開発部門のキャリアパス>
CREやプロジェクトマネージャーが多いとされています。
CREは「顧客信頼性エンジニアリング」の略語になります!

どちらもエンジニアとして培った知識を駆使して顧客と信頼関係を構築したり、後輩の育成/マネジメントをする役職です。


管理部門について

管理部門は主に人事/総務が役職になります。
そのため、ここではそれぞれのキャリアパスをご紹介します!

<管理部門のキャリアパス>
人事からは、責任者/研修者担当にキャリアアップする方が多いようです。
自社で人事としての経験を積み、他の部署などで責任者としての役割を果たすことが1番キャリアパスとしては描きやすいのでしょうか。

総務はいわゆる「なんでも屋」です。
会社の運用に必要な業務を幅広く扱うため、他の部署よりも会社になくてはならない部署と言えるかもしれません。
この総務は欠員が出ない限り、あまり求人募集が出ていないようです。

逆に、総務からのキャリアプランとしては、自社の管理業務を全体的にこなせるマネージャーになることが多いです!

最後に

この記事では、SaaS企業の各部署のキャリアプランについてをご説明しました!いかがでしたでしょうか?
皆さんにとってのキャリアプランの幅を広げることが出来たら嬉しいです!

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