孤独 【詩】
号砲は余韻を残し
スパイクは大地を噛んだ
心にノイズも無い
リズムと前傾を保つ
だけど 踏み込む脚に
微かな違和感
いつもの反発が無い
誰も辿り着いていない
9秒の景色を見るため
悔いの無い100mを
駆け抜ける
誰もいない 孤独な場所で
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8月の後半 twitterにて [言葉の添え木]さんから お題として出して頂いた「孤独」を詩として挙げたものです。 東京オリンピックは もう終わっていましたが まだ、オリンピックの余韻が冷めやらぬ・・・頃。 このお題でイメージとして思い浮かんだのが 陸上100m日本代表の山縣選手でした。 私としては 各メディアからの情報しかありませんが 孤独・けが・苦悩・挫折など 色々なものを抱えながら 競技に向き合っておられる ストイックなイメージを持って作りました。 多少 私の理想もあるかもしれませんが ご容赦ください。 最後まで ご覧頂けて 嬉しいです。
ありがとうございました。
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