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言うことをきかない部下vsヘタレフェミ二スト

いつもにも増して共感を得にくいポストです。
「めんどくさいやつ成分」も含まれてるけど、御容赦。


このところ国内株がちょっと軟調からの足踏み状態。こういう時は、大きめに支出すると流れが変わる。あくまでも「おまじない」だけど。
そして、私は部下や職場の若者と飲むときは、総額の全部とか半分とか、多めに出すのが常である。何しろFIREの前半は達成できてるのだ。幸せのお裾分けだ。

な・の・に!

コロナのせいでなかなか実現しなかった今のチームでの初リアル飲み会。総額の7割くらいは管理職の私が出すよ、って飲み会の前日に幹事(ルンバさん9号)にメールで申し出たら「ダメです」って即レスされた。そして肩書で細かく傾斜を付けた会費提案を返された。
仕事じゃなくても私の指示に逆らうルンバさん9号。そういう仕様なのだろうか?

こんなに申し訳ない、くらいの発言までは想定範囲だけど、ダメです、は無いだろうよ。あれか、私の方が相対的には若くて一応は女だから気を遣ってるつもりかね。
若い女性上司であっても、「馬券当てた」くらいの名目でごちそうするとか、全然ありじゃん、と私の中のオヤジギャル(死語)が吠える。きーっ。

というわけで、飲み会の3/4くらいの時間が過ぎたあたりで、先回りしてこっそりお会計してやった。少しは参加者から回収しようかとも思ってたけど、こうなったら全額出してやる。10万円にも満たない飲み代なんぞ誤差である。

こうなることも想定してのダメ出しだとしたら、ルンバさん9号は大した策士と言える。でも、おそらくは自覚のない女性差別だろうから、取り急ぎは「私の勝ち」ということで。
この飲み代は参加者の誰からも絶対に受け取らないぞ。あと、ルンバさん9号とは二度と一緒に飲まない。メンツなんて本当にどうでも良いことなのだけど、これは私のメンツの問題。女だからって、年下だからって、舐めんな。きーっ。

さて、ここまで勢いで吠えてきて、ちょっと落ち着いて考えてみる。フェミニストの先輩方だったらどうするのかな、みたいなこと。
日本のフェミニストは、男性が損したり我慢させられたりするのを良しとするような雰囲気があるように思う。男性が多く食べるんだから多めに払うのが良い、女性の方が何かと損なのだから男性が奢るのは当然、みたいな意見は嫌われフェミニストにありがち。
そもそも職場で忘年会とか、フェミニスト的にはありえない。就業時間が終わってるのに職場の人ほぼ全員と一緒に数時間とか、各自の事情に配慮が無さすぎ。だから、私の一連の言動はフェミニストとかって土俵にそもそも乗ってなくて、単に変な人の見栄っ張りだろう。

一方、私がそこそこ尊敬している某氏は、割り勘なんぞみみっちいことするより、羽振りの良い人が奢る方が、場の幸せ総量は高くなる、と言っている。気持ちよく奢られるのも才能、とも。
私も、若くて余裕が無かった頃ならともかく、プチリッチな今は某氏に完全に同意。下心とか何も無く、単純に太っ腹な人、そのくらいの財力は十分にある人は、確実にいる。ここは私が、と言われたら「ご馳走様です。超嬉しい」と素直に甘えるのが正解。奢り返す必要は無い。得した幸せは、ありがたく噛み締めても良いし、別の人にパスしても良い。私も、これまで私に飲ませてくれた先輩方から受け取ったものを還元したい。既にそういう立場だと自覚している。傍目には非力でお金も無さそうな地味おばさんだけど。


ダメです、と言われて私がカチンと来た思考回路は、ルンバさん9号には永遠に理解不能だろうなあ。ルンバさん9号へのモヤモヤが数年分堆積していたからこそ私も訳の分からない方向にキレるわけで。
ルンバさんでなくとも理解不能かも。シンプルに、ボランティアとか寄贈の幸せ、っていう話なんだけどね。私も、対等な友人同士なら普通に割り勘だし。