ひとっこもち

ググっても出てこないので、母の造語か母の実家でしか通じなかった言葉なんじゃないかと思う。私はよく使うのだが、ググっても出てこない言葉は、当然誰にも伝わらない。後世に残すべく、インターネットの海にそっと放流する。それが「ひとっこもち」という名詞だ。「本来バラバラであるべきものが一塊にまとまっている状態」を指す。
26文字が6文字に凝縮されてる上に、失敗やアクシデント的な状況がちょっとコミカルになる、便利な言葉だ。

クッキーやパンを作っていて想定以上に膨らんでひと塊になってしまったとき。チャーハンが混ぜごはんになってしまったとき。夏の車内に放置してしまったグミ。うまくほぐせなかったコンビニそば。各種実験や金属加工にも適用できるかも。
ああ、流行らせたい。ゆくゆくは日本語由来英語にしたい。ひとっこもち。hitockmoti。アクセントはtoのところね。