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「漫画制作を爆速化! 生成AIをフル活用して時短してみた」の振り返りと小ネタ紹介

こんにちは、野火城です。
7月のnote滑り込み!「漫画制作を爆速化! 生成AIをフル活用して時短してみた」の振り返りと小ネタ紹介をしていきます。


こちらの記事で作ったAI漫画ですが、実は時短関係なくネームの出来がいまいちだったので、週アスムック掲載時からセリフを修正、web記事では少し内容が違っています。週アスムックとセリフを見比べると「野火城はこういう風にネームを直すんだな」というのがわかって面白いかもしれません。おそらくweb掲載記事の方が漫画内容がわかりやすくなっている…はず………です!

週アスムック掲載時の修正前原稿の一例

あと上記のように、週アスムックの方ではこの記事のタイトル画像に使ったコマに集中線が入っていませんが、これは単純に自分がレイヤー非表示にしていたのを忘れて入稿してしまったためです。皆さんもうっかりミスには気をつけましょう。



途中で出て来たこういう「AIbotとのチャット会話画面」ですが、あれはClaude-3.5-Sonnetに作ってもらいました。漫画の中のこういう小ネタ画面、手作業で作るの地味に大変ですよね。
プロンプトは「AIチャット風の画面構成にして」でいけました。

お願いすればLINE風もいけます。


しかし下記のように指示が抽象的過ぎるとやってくれなくなります。その場合はプロンプトが悪いので、LLMがわかりやすいようにお願いし直しましょう。

小ネタはこんなとこです。

自分のAIネタのAIギャグ漫画は「AIとわかる画像で面白いと思ってもらえる漫画」を前提に考えたものなので、絵にAI味がなく手描き風になると逆に面白さが半減するな…と最近になって気づきました。メタギャグとして悩ましいところですね。
自分は手描きでも漫画を描くので、AI使うならAI独特の表現をしたい、「AIっぽい画像」のまま面白い事がしたい、と思ってやってきたのですが、最近はAIが進化して手描きとの境界が曖昧になってきているので、そろそろこのやり方は難しくなるかもなと。手描き風のAI画像生成はそれはそれで別に模索していたので、今後はそっちを突き詰めていくのもいいかな。AIで白黒はかなり出来るようになったので、しばらくはカラーを重点的にやっていきたいです。

さて、週アスでのAI漫画実験は全5回のため、次回で最終回です。
既に原稿は入稿済みなので、掲載を楽しみにしていてください!

それではまた次回お会いしましょう!





※普段はフリーでクリエイター系の仕事をしております。
2024年9月辺りで今やっているメインの仕事が一息つくので、次の仕事を検討中です。AIを活用できる仕事にも興味があるので、お仕事の依頼がありましたらnoteの「お問い合わせ」もしくはnobisiro2023@gmail.comまでご連絡ください。よろしくお願いいたします。


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