85マス目 4P島 Place-6
85マス目にきましたね。
あと15マスで新規事業提案がまとまります。
このマスでは事業の継続性・事業拡大に
必須の情報流を抑える方法を書きます。
なぜ事業の継続性・事業拡大に
情報流を抑えることが大事なのでしょうか?
顧客情報が大事なのは分かりますよね。
顧客ニーズが変化していないか、
新しい顧客に対するニーズを
絶えず考え調べ続けないといけませんよね。
それと店舗や代理店などのチャネルが
自社が考えているように機能しているか
不満を抱えていないかを調べ
改善・改善していかないといけません。
いくら商品・価格がよくても
Place(チャネル)がよくなければ
競合に負けてしまします。
この情報で顧客ニーズから新商品を考えたり
在庫・配送の最適化などオペレーション戦略を
考えていく必要があります。
事業責任者は
自社の売り上げ・利益・コスト構造だけでなく
顧客に届くまでのチャネル全体の
売上げ・利益・コスト構造を考え
最適化の構造を構築していきましょう。
ここから具体的な情報流を抑える方法を説明します。
❶代理店を通じて情報を得る
これはどの会社も行っている方法です。
直接、販売する代理店さんにヒアリングし
ニーズをつかむことをしましょう。
❷自社が直接、情報を得る
代理店を通じて情報を得るだけではなく
自社が直接、顧客やチャネル間の情報を
得るようにしましょう。
又聞きでは
情報が薄くなる歪められる可能性が高いです。
また商品を開発している自社が
自分事で顧客の動きを見ることで
多くの気づきを得ることができます。
自社の企画者やエンジニアが
直接、顧客を観察することが大事です。
ここで注意すべきことを説明します。
それは代理店の先に自社が行くことで
代理店が気分を悪くすることです。
自分事で考えても自分よりも先の
情報を取りにいかれたら気分悪いですよね。
先の情報を自社の強みにしている代理店も
多くあるのでふつうは嫌がられます。
でも既存ではなく新規事業だから
できる可能性があるのです。
いい意味で代理店も既存事業でないので
相手にされないことが多いです。
加えて事業拡大していくには
もっと顧客にお役立ちしたいとか
チャネルの改善をしていかないといけないと
ビジョンを共有することで
許可をもらえます。
それとこの信頼関係を築くにも
代理店のお困りごとを改善していくことが
重要です。
チャネル構築の初めからチャネルにお伝えし
許可を得ておきましょう。
後から言うと断られる可能性が高いです。
それに100マスを挑戦してくれている
皆さんはすでに顧客との接点がありますよね。
この事実をチャネルにお伝えすることで
直接ヒアリングするんだと思われます。
今回は情報流を確保する方法を説明しました。
事業継続や拡大に必須ですし、
初めにしかお願いできませんので
絶対に構築してください。
お読みいただきありがとうございました。
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