随分、ご無沙汰しております。 鈴木のびで です。生きてます…(苦笑) ちょっと季節感の乏しい「秋」ですね。 そうこうしている間に、年末年始、 また新たな誓い、希望を胸に秘めるシーズンです。 今、充実しているあなたも、少しさみしいあなたも どうか素敵な時間をお過ごしください。 「カレンダーを買わなくちゃ」 歪んだ 長針 遅れる 短針 もう何度 逢瀬重ねた? 猫背の 長身 あてなき 単身 もういくつ 冬を越した? カレンダーを買わなくちゃ 新しい年が明ける カレンダーを
「追伸」 便箋三枚 びっちりと 恨みつらみを したためて あなたのもとへ届けても 今更元へ戻らない どうせ今頃 あいつとふたり いいことしてる時間だろ 私 今でも好きです なんて 見せない追伸 書いては破る あなた悪党 ひとでなし 女たらしの 気障野郎 どうしてあなたに惚れたのか 私 不思議でたまらない だけどやさしいところもあって あれでけっこう好かったと 私 一人でつぶやき遊び 出せない追伸 そいつが本音 どうせ今頃 あいつとふたり いいことしてる時間だろ 私 今で
「DEADLOCK」 パサパサの食パン丸めて 水道水で流し込む 空腹は満たされず 絶望があふれだす キラキラの夢を詰め込み 夜行列車でたどり着く 若さだけ武器だった それさえ今は失った The end of the story 楽しい思い出も Nothing I can do 輝く未来も どちらも見えなくて DEADLOCK ジリジリと目覚まし喚いて 疲れた体 鞭を打つ せまい空 睨みつけ 歯車になる準備 ギュウギュウのバスに乗せられ 今日の現場で降ろされる 倒れて
「蝉 心」 長い年月 秘めた思いを 心のままに叫んでみても 迷惑そうな顔をして あなたは耳をふさぐだけ 悲しすぎます 悲しすぎます 蝉心 人に知られず あなたのことを 愛しつづけて生きてきました お願い あなた一度だけ やさしい笑顔 くださいな それが願いの それが願いの 蝉心 やがて季節が 秋に変われば 枯れ葉のように散っていきます かなわぬ恋と知りつつも 刹那の命 燃やします それが宿命の それが宿命の 蝉心 以上、鈴木のびで 「蝉 心」でした。 貴重なお時間拝借
「宿無し鴎」 歌になりそな 人生なのと 過ぎた不幸を微笑って話す 明日つづきを聞かせるからと 言ったきりきり それっきり 何処へ消えたか 何処へ消えたか 宿無し鴎 夢も見ました 恋もしました ふられ 捨てられ 傷つきました 運がないのと他人事みたく 言ったきりきり それっきり 何処へ消えたか 何処へ消えたか 宿無し鴎 酒を呑むたび 気にかかるのは おまえ今頃 どの空の下 私 幸せ望んでないと 行ったきりきり それっきり 何処へ消えたか 何処へ消えたか 宿無し鴎 以上、
「SYARAKU-SAY」 言いたいことが言えないから 言葉は止めて形にしたのさ この先きっと何百年 解けない謎を楽しんでくれ たぶん誰かがわかった顔して 結論を出すだろうけど 写楽 SAY 写楽 SAY おまえらなんかにわかってたまるか! やりたいことができないから 心を曲げて形にしたのさ 時代はいつも遅れ気味に 若者たちについてくるから 認められるにゃ あまりに時間が かかっちまう 石頭だね 写楽 SAY 写楽 SAY おまえらなんかに負けてたまるか!
鈴木のびで です。 「半夏生」は、6月20日頃の夏至から数えて 11日目のこと。 10日程度では あなたを忘れられそうにありません・・・ それでは どうぞ 「半夏生」 明日 ひと雨 降ったなら 今年の梅雨も終わりです ひとえ羽織も仕上がって いよいよ夏がやって来る 風に鈴の音 聞こえたら あなたのいない 夏景色 ひとりぼっちに慣れてゆく 自分が少し淋しいわ 半夏生 泣いても 笑っても 半夏生 雨がそぼ降り 真夏は燃える だけど あなたは帰らない 半夏生 泣いて
鈴木のびで です。 「殉職」とは職務のために死ぬこと。 何となく聞こえの良い言葉ですが・・・ 死を迎える当人、残された家族、友人たちの想いは・・・? それでは どうぞ 「殉職」 油断した訳でもないだろ 死に急ぐはずなどないだろ 女神が余所見した隙に 悪魔がウインクしたのさ 灰色の空はどんよりと 両肩に重くのしかかる いつものステップ踏むはずが ワンテンポずれていたのさ 陰腹で臨むように 苦痛は押し隠し 一日を乗り切れば 何かが変わるはず 明日は晴れるはず そう思ってい
鈴木のびで です。 歳を重ねて 昔を懐かしむ それってもしかして「退化論?」 それでは どうぞ 「退化論」 陽の射す窓辺で ぼんやりと 咥えタバコで 時を無駄遣い ドラマ仕立ての リアルな事件を 次から次へと メディアは流す 何も変わってないようで 本当は変わり果てている あの日見た蛍は何処へ行った? あの日見た景色は今は無い 近所の空き地は 建て売りの 家が並んで 空を狭くした 昨日と今日では 大差はないけど 昔と今では 大きく違う 俺も変わってないようで
鈴木のびで です。 あなたは楽観主義者ですか? それとも 悲観主義者ですか? 「なんとかなる」「どうにもならならい」どちらの思考を選びますか? それでは どうぞ 「なんとかなるさ」 占い師に「右」と言われて 左向くような ひねくれた性格 信じているのは 根拠無き第六感と 寝起きの気分 「なんとかなるさ」で なんとかしてきた やけっぱちで開き直って 喰らいつくような 突き抜けた行動 「なんとかなるさ」で なんとかしてきた たぶん今度も たぶん今後も 「なんとかなるさ
鈴木のびで です。 とかく人は歳を重ねると「昔は良かった・・・」と過去の思い出にすがってしまう生き物のようです。 でも、もしかしたらそんな思い出を上書きするするような素敵な出来事が明日あるかもしれませんよ。 それでは どうぞ 「三丁目のじいさん」 三丁目のじいさんは 昔話に溺れる毎日 最近の若い奴らは なってないよと嘆きの毎日 三丁目のじいさんの 口癖ならば「昔は良かった」 挨拶もできぬ奴らに 何ができる?とポツリとつぶやく もうまるで何もかも 知り尽くしたように 過
鈴木のびで です。 さて、今回は曲をつけて 歌っていただく事を想定した「作詞」です。 人生は有限です。そう思えば思うほど焦って生き急いでしまいます。 無理して息を切らして走り続けてしまいます。 でも時々は歩いても、何なら立ち止まってもいいんじゃないんでしょうか? ゆっくり ゆっくり 少しでも前へ進めているのなら。 ※現在、作曲、歌唱してくださる方などを募集中です。 それでは どうぞ 「のらりくらり」 作詞 鈴木のびで 作曲 未定、編曲 未定、歌・演奏 未定 生ぬるい夜風
鈴木のびで です。 雨の夜、裏切られて・・・ そして・・・ている・・・ 読後感、悪し・・・(苦笑) それでは どうぞ 「・・・ている」 降っ・・・ている しとしと雨、しとしと・・・ 眺め・・・ている 窓の外 行き交う車たち 待っ・・・ている あなたの青いメタリックカー でも、でも、でも 知っ・・・ている 今頃きっと彼女と 会っ・・・ている 行きつけのカクテルバーで 笑っ・・・ている 私には見せない笑顔で 薬が毒になるように 癒された愛に今、傷つけられ・・・ている
鈴木のびで です。 絶望の今日、やりきれない現実に消えてしまいたい心うらはら、消えきれない未練、微かに見えた光「せめてもう一度」 それでは どうぞ 「最低賃金」 お願いがある 俺なら死んだことにしてくれないか・・・ 今朝の新聞 身元不明の溺死体 そいつが俺でもいいだろう? 俺の値段は最低賃金 交換はきくはずだから 頼りない右肩に 座った悪魔が囁く 「バックレちまおうぜ」 俺の値段は最低賃金 人生を切り売りしてる 便りない故郷に 残した天使の面影 「せめてもう一度・
鈴木のびで です。 さて、みなさんは「喜怒哀楽」「感情」「衝動」を包み隠さず生きていますか? さすがに無理ですよね。 幼児ならともかく、年を重ねれば「我慢」「忍耐」「常識」「世間体」などいろんな事が身についていくものです。 それは「仮面を被って暮らしている」と言えるかもしれませんね。 それでは どうぞ 「仮面生活」 あんたの仮面は良く出来てるな 嘘も涙も包み隠して 薄ら笑いをうかべてる おいらの仮面は出来が悪くて 心の裏が透けて見えるよ 目つきが喧嘩売りたがる 言いた
鈴木のびで です。 さて、今回は曲をつけて 歌っていただく事を想定した「作詞」です。 若かりし頃(とは限りませんが)ロックを聴いた時の衝動がテーマです。 ※現在、作曲、歌唱してくださる方、バンドなどを募集中です。 それでは どうぞ 「R&Rはお嫌いですか?」 作詞 鈴木のびで 作曲 未定、編曲 未定、歌・演奏 未定 黒船来襲 脳天直撃 やられちまったぜ 赤紙到着 顔面蒼白 いざ鎌倉 俺も戦地へ あの日からつづいてる 飽きずに首ったけ R&Rはお嫌いですか? 重くて