「街の小さな映画館」第13回 宮崎キネマ館
塚本晋也監督が撮る!ミニシアターの魅力を伝える動画「街の小さな映画館」第13回は宮崎市のミニシアター、宮崎キネマ館さんです!
宮崎キネマ館は特定非営利活動法人(NPO法人)が運営する映画館として日本で最初に誕生した映画館。前身として宮崎映画祭が1995年より開催されていた中で2001年に開館しました。コロナ禍真っ只中の2021年には現在の場所に移転リニューアルオープンし、2スクリーン増の4スクリーン体制とななりました。
公開された動画では、新築でありながら宮崎県産杉を使用した木造建築の館内、ロビーに展示されたフィルム映写機、100席から16席まで大小さまざまな特色を持つシアターなどを辿ります。インタビューでは宮崎文化本舗代表の石田達也氏、宮崎キネマ館支配人の喜田惇郎氏、宮崎映画祭実行委員長の臼井省司氏がこれまでの歩み、劇場の特徴や、配信時代における映画館の取り組みなどを語ります。
【塚本監督から宮崎キネマ館へ】
生まれ変わった宮崎キネマ館。ミニシアターの存続が厳しく問われている時代に、巨大な建物でしかも木造!
館内に入ると新しい木の香りが漂います。大きな映画から、小さな映画、その多様性に合わせて、シアターも4種類。
一番小さなシアターは、どんなに小さな映画でも拾い上げてくださる心意気が伝わります。
ぜひ、驚きの映画館をご覧ください。
宮崎キネマ館
宮崎市高千穂通1丁目178 カリーノTRUNK
TEL:0985-28-1162
http://www.bunkahonpo.or.jp/cinema/
座席数:キネマ1・100席/キネマ2・38席/キネマ3・20席/キネマ4・16席(全席ソファ)
2001年3月24日に宮崎市橘通東のアゲインビルにて開館。オープニング作品は『ONE PIECE ねじまき島の冒険』『デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲』。同ビル地下で営業を開始したが、数か月後2階に移転。2スクリーン体制となる。映画生誕から100年にあたる1995年に初開催された宮崎映画祭を続けていく中で、映画祭スタッフの間で自らで劇場を持ちたいという思いが高まり、全国初のNPO法人が運営する映画館として設立された。コロナ禍の2021年4月2日に宮崎市高千穂通に移転リニューアルオープン。4スクリーンとなる。オープニング作品は『アンタッチャブル』【午前十時の映画祭11】、『あの頃。』など。苦境の中でも攻めの姿勢を貫く映画館である。
【『野火』上映記録】
2015:先行上映 8月6日 *舞台挨拶:8月6日 8月8日~8月27日
2021:8月13日~8月20日 *オンライントーク:8月14日
2022:8月12日~8月18日
2023:宮崎映画祭(塚本晋也監督特集)1月14日 *舞台挨拶:1月14日 / 8月11日