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【珠玉の一冊】働く男
逃げ恥こと逃げるは恥だが役に立つというドラマがとても面白い。エンディングの恋ダンスは毎回真似するが一向に踊れない。悔しい。
さて、このドラマに出演する星野源さん。背が同じくらいだから親近感を勝手に持っていたのだが、このドラマの影響もありミーハー的な感覚で「働く男」購入。
エッセイや短編小説、曲や役者としての振り返りにインタビュー、対談と盛り沢山の内容。その割に文体が軽やかでスルスル読める。
個人的に面白かったのは又吉さんとの対談で、職種のくだりは最近自分が考えてることと重なるところもあった。
又吉 星野さんは、いろんなことをしているのがいいですよね。いつも思うんですけど、みんな職種にとらわれ過ぎているんやないかって。僕は職業はなんでもいいんです。小説やエッセイを書かせてもらっていますが、比重で言うたら「芸人」。でも、そんな枠組みなしに、自分のしたいことがそのまま職業になったらええのにと前から思ってたんです。
働く男より
星野源さんの本なのに又吉さんの引用…笑
この職業の話、誰か同じようなことを話していたなと思ったら前に記事にも書いたキンコンの西野さんや堀江さんなんかも同じようなニュアンスのことを考えていたように思う。
なんだか職業の垣根がなくなっているような気がしていて、僕個人としてはそれを結構ポジティブに捉えている。
個人的な知り合いでも、一つの仕事で自分の会社、共同事務所、業務委託みたいに兼ねる人もいれば、複数の仕事を一人でやる人もいる。
個人レベルだけでなく、例えばほぼ日なんかはやりたいことをやる会社の代表格な印象も受ける。
別に必ずしもマルチにやらなければならない訳ではなく、一つのことを突き詰めるのが好きな人はそれでも良いと思うし、その辺りは性格な気がする。
そういう意味で言うと結構好きなように生きられる選択肢が増えたとも言えるのかも知れない。レッツポジティブ笑