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無意識を侮るなかれ…UXデザインに欠かせない「ゲシュタルトの法則」―nests Digital Creative Academy授業レポ―

こんにちは、nobaraです🌿
"中埜酒造の國盛みかんのお酒"と共にお送りしています✍🍊🍶


私は、この春開校したばかりのクリエイター養成スクール
"nests Digital Creative Academy" 通称 "ネスト" に通っています。


先日は、Webデザインコースにて行われた"UI/UXデザイン"の授業について、感想を書きました。こちらから読めます!---▼▼▼

本日も引き続き、Webデザインコースの授業で学んだことをお伝えしていきたいと思います!(今回は、自分で調べたことを付け加えてます✍)


このマガジンでは、私が通っているクリエイティブ・スクール
"nests Digital Creative Academy" 通称 "ネスト"
での日々を紹介しています。

デザインを学んでいる方、学びたい方
Webデザイン&プログラミングスクール選びに迷っている方
3DCG/XRデザイン/メタバースの領域に挑戦したい方

は、ぜひ参考にしてください◎


「言われてみれば!」なゲシュタルトの法則


先日のUIUXの授業で「ゲシュタルトの法則」なるものを学びました。

「ゲシュタルトの法則」は私たちがものを見たときの共通認識のことで、これまで生きてきた中で自然と育まれてきたものです。

※「ゲシュタルト」はドイツ語で「かたち」のこと。

たとえば、私たちは、Webサイトを見たときに「ここからここまでが同じ項目だな」と自然と理解していたり、絵やデザインを見たときに「この形はこの形より前面にあるな」と無意識に認識したりしています。

これが「ゲシュタルトの法則」です。

言われてみれば当たり前なんですが、普通に生活する上ではあまり意識したことないですよね…👀!

「ゲシュタルトの法則」は代表的なものが7つあります。


まずは、よく使う3つの法則から


WebデザインやUIUXデザインの領域においては、以下の3つの法則を特に意識したほうが良いそうです。

①近接の法則(Proximity)

距離が近いもの同士がまとまって見えること

近接の法則は、図に表すとこうなります。

確かに、近い「◯」は同じグループだと感じられます。

例えば、Webサイトの文字の部分。
(nestsの公式ページをお借りしています)

nests.jp

ちゃんと見てみると、同じ要素の文字列は近くなっていて、"近接の法則"に則っていることがわかります。

思い返してみれば「なんかちゃっちいなぁ…」と思うWebサイトでは、大体この"近接の法則"が崩れています。

先生からも、「Webデザインでは"近接の法則"が崩れていることがよくある」とのこと。

あえて悪い例を作ってみました。

nests.jp

こんな感じで違うグループの要素同士を近づけてしまうと、ぱっと見でグループ分けができなくなってしまって、違和感が生まれます。(見た目もかっこわるいですね)


②類似の法則(Similarity)

色や形など同じ特徴をもつもの同士がまとまって見えること

類似の法則がもっとも一般的かもしれません。

図に表すとこうなります。

青い三角と緑の三角がそれぞれ同じグループに見えますね。

nestのWebサイトでも、下記のように

・スキルの部分をピンク色の字で統一
・〇〇ヵ月目の部分を黒地に白字で統一
・オンデマンド/スクーリング/オンラインの部分を囲いや色で統一

といったような"類似の法則"がみられます↓

nests.jp


③閉鎖の法則(Closure)

不完全なものを見たときに、欠けている部分を脳内で補うこと
閉じた領域がまとまりとして見えること

閉鎖の法則は、図に表すとこうなります。

確かに、左側の図形は欠けてはいますが、もとは三角形や円形だとすぐにわかります。

また、閉鎖の法則でよくある例が「」←カッコです。たしかに、まとまって見えますね!

ほかにも、Webサイトで、カルーセル(スライダー)の右端が見切れていることが良くあります。

nests.jp

この場合、見た人が頭の中で自然と見切れている部分を補っているため「右側に続きがある」ということが直観的に伝わるのです。


残りの4つの法則は?


ほかの4つの法則も、簡単ではありますがお伝えします✍

④連続の法則(Continuity)

連続しているものがまとまりとして見えること

連続の法則は、図に表すとこうなります。

上記のかたちは、線と線が重なっているように見えます。
右下のように、4つの線には見えません。

普段よく目にする箇条書きも、連続性の法則によってまとまって見えます。


⑤対称性の法則(Semmetry)

左右対称の図形はセットとして認識されやすいこと

対称性の法則ではルビンの壺がよく例としてあげられます。

強調したい要素を左右でつり合いがとれるように並べたり、色を設定することで認識されやすくなります。


⑥図と地の法則(Figure and Ground)

無意識的に図(前景)と地(背景)に分けていること

図と地の法則も、言われてみれば当たり前…。

面積の大きいほうが背景(地)として、面積の小さい方前景(図)として認識されます。

先ほどの「ルビンの壺」の場合は、人の顔=図として認識すれば壺=地になりますし、壺=図として認識すれば人の顔=地になります。

Webデザインでは、ポップアップやフォームなどで応用できそうです。
フォームで記入してほしい部分以外を暗くすれば、「ここに記入してほしい」と伝わりやすくなります。


⑦共同運命の法則(Common Fate)

同じ動きをするもの同士がまとまって見えること

共同運命の法則を図で表すと、こうなります。

Webデザインの場合、同じ要素に同じアニメーションをつけることでおしゃれかつわかりやすいUXになりそうです。


以上、WebデザインやUIUXデザインに必須の知識である「ゲシュタルトの法則」についてお伝えしました。

デザインにおいてこれらの法則が崩れていると、見た人が無意識的に「なんか変…」「わかりにくい…」「かっこわるい…」などと感じてしまい、ストレスフルなUXになってしまいます。ぜひ、活用していきたい知識です!




ここまで読んでいただきありがとうございます🌿

"ネスト"では、第二期生を募集中だそうです!

一緒に学べる仲間が増えたら良いなぁと思っているので、
少しでも気になったら、ぜひオンライン相談会に参加してみてください!

Webデザインだけでなく、

XRデザイン
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などのコースもあります---▼▼▼

私はWebデザインXRデザインのコースを受けているので、受講される方はぜひクラスで会いましょう(*^^*)/🌸


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本日のお供はこちらでした。
[中埜酒造の國盛みかんのお酒] 🍊🍶---▼▼▼


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