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家事は時給1350円、訪問介護の仕事・働きとは?
こんにちは。のあよなパパ@noahjonahpapaです。
介護福祉士であり、そううつ病等を抱える「ぴあヘルパー」です。(ぴあヘルパーの意味はLvad.blogの記事に書いてます)
家事は時給1,350円
これ、日本中の主婦や「家事の評価額」を知らない男(未だに家事は女がやるものだと勘違いしてる旦那)に知らせたい。
家事・生活援助は、けっこうな重労働であり、仕事です。
私が勤務する訪問介護事業所での生活援助は「時給1,350円」です。これは、国・厚生労働省が管轄する介護保険制度で各事業所に支払われる介護報酬が元になっています。
昔は、あたりまえの家事で「家事への報酬」なんて考えられなかったかと思いますが。もはや、超高齢・人口減少社会のニッポンで、家事・生活援助は、介護の仕事の一部であり、これこそ家事の評価額だと思います。
#家事は時給1350円
— のあよなパパ (@noahjonahpapa) November 11, 2020
これ、日本中の主婦や家事の評価額を知らない男(未だに家事は女がやるものだと勘違いしてる旦那)に知らせたい。家事・生活援助はけっこうな重労働であり、仕事・職業である。#家事 #生活援助 #訪問介護 pic.twitter.com/lveDdnaFf2
このツイートを、引用リツイートして下さった方のコメント
ここに子供がプラスされたら1350円でも全然足りませぬな( ;∀;)
世の中の専業の母様方・・・本当に尊敬す
と。それに対して、
ここに子どもがプラスだと、少なくとも身体介護、ある意味で障害者総合支援枠の行動援護等の要素もあり時給2,000円以上になるかと思います。#家事は時給1350円 #家事援助 #訪問介護 pic.twitter.com/8cgxplJTp5
— のあよなパパ (@noahjonahpapa) November 11, 2020
家事+子育ての時給は?
子供・子育てがプラスされたらどうなのか考えてみました。
子育てをサービス実施記録の項目に当てはめると、障害者総合支援枠の行動援護や、動きも激しいし身体介護・移動支援の要素もあり。
また、障害者総合支援には、障がい児の児童発達支援・放課後等デイサービス等がありそれにも当てはまるかと思います。
家事+子育ての時給は、2,000円以上になると思います。
重労働であり、専業主婦なんて言葉は死語にしたほうがいい。一人で担うものではなく、旦那との協働・親族の協力が必要であり、行政の子育て支援が欠かせません。
もはや、超高齢・人口減少・貧困社会のニッポンで、昔のような大家族や助け合いコミュニティは崩壊しているわけで、個人では担えない。だから、家事・生活援助が、介護の仕事の一部になっているわけです。
さらに、子育ても、障がい児支援と変わらない仕事の一部と言っていい。←国は、この介護・子育て問題にもっと力を注がなければならない(教育も含めて予算が少なすぎ)
はたらくって漢字で「働く」、うごくって書きますが、そういう意味で、家事も子育ても、時に動きが激しく、立派な「働き」だと思います。
訪問介護の仕事、サービス実施記録
下の画像は #訪問介護 の仕事で使用しているサービス実施記録です。
訪問介護の出先で都度サービス終わりに記入し印をもらいます。どんなサービスがあるか?どんな仕事をやっているか?が伝わるかと思います。
私は主に、高齢者介護保険の #身体介護 、障害者総合支援の #移動支援 を担当しています。
介護の仕事は、私が勤務している訪問介護だけではなく幅広い分野があります。
高齢者・障がい者・発達障害児 等、クライアントの年齢も幅広く、入所施設系・居宅系・就労支援系 等の様々な形態があります。
そして、高齢者と障がい者では全くケアの仕方が違います。それぞれケアの仕方が違うし、日々新たな発見があり、奥の深い、やりがいのある仕事です。(ちなみに私はこれまで約20年の実務経験の内、上記ほぼ全てのあらゆる分野を経験しました)
よくメディアに取り上げられるのは高齢者の入所系で、そちらは施設(建物)の中で、チームケアですが一人で複数のケアをしたり、マンツーマンとは程遠い世界。
一方、居宅系・訪問介護は、基本はマンツーマンのケアです。臨機応変さや色々なスキルも必要ですが、深く関われるのでその人らしさを感じたり、やりがいのある仕事です。(身体介護は技術が必要ですし、基本として利用者の言葉をきく・意思を汲み取る・コミュニケーション力が必要です)
介護の仕事にミッションをもった理由
約20年前、そううつ病の病状が激しい頃に精神科病棟に入院したのが始まりです。まだ医療や福祉の法整備もされてなく精神病患者が退院するための地域の受け皿がない時に、私は「PSW/精神保健福祉士を取得し、精神障がい者の地域福祉に携わりたい」という夢・ミッションをもちました。
数年後にラッキーな出会いがあり、仲間と共に会社(のちにNPO)五つのパンを設立しました。
その経緯は、以前のnoteに書いてます。
五つのパンでは、横浜市精神障がい者訪問介護(障がい者総合支援)・地域活動支援センター・コミュニティカフェ事業を行なっています。私の夢が叶っています。
まだPSW/精神保健福祉士は取得できていませんが、常に地域福祉をテーマに活動しています。
介護の仕事・働きに興味を!
ここまで波瀾万丈な人生・紆余曲折あって、横浜のNPOの現場は離れていますが、どこに行っても、その地域の介護・福祉の仕事に携わっています。日本中どこにでもある仕事(職探しに困らない仕事)です。
家事や子育ては仕事です。私のようにそれが好きな人は介護の仕事に向いてます。幅広く分野があり、事業所によりピンキリですが、あなたに合ったポジションに出会えると思います。ぜひ仕事に就いてほしいです。(ご興味ある方はコメントやTwitterのDMいただければ一緒にあなたに向いた事業所を探します)
夜勤ありの施設系ならかなり稼ぐこともできますし、パートで短時間もあります。
医療も看護も介護も人材不足です。これらの職種に興味をもっていただき、少しでも人材不足等の問題が解消されるように、今後も発信を続けていきたいです。
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