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誰かのためなら、頑張れるのかも
私はこれまで、何度か情報発信を試みてきた。
自分のブランディングを意識して、役立つことを発信しようと頑張った。
でも、続かなかった。やる気の問題もあるけど、それよりも継続していても、すぐにネタが尽きるのが多かった気がする。
病院勤務は、基本的に副業NGだったけど
病院で常勤職員として働いていたときは、副業が禁止されていたこともあって、何かを発信してお金を稼ぐことに抵抗があった。
そもそも「仕事に直結しないのに、なぜやるのか?」と自問すると、
答えが見つからなかった。
結果、家にいる時間はなんとなくダラダラ過ごし、
やる気はどんどん消えていった。
でも、不思議と職場の勉強会や後輩への指導となると話が違った。
自分の時間を削ってでも、資料を作り込んだ。
夜遅くまでかかっても、「この情報を知ったら、誰かが助かるかも」と思うと、全然苦にならなかった。
それは院外の活動でも同じだった。
雑誌に記事を書くとき、夜中まで作業するのは当たり前だったし、頼まれた名刺やロゴのデザインにもつい夢中になった。
「誰かが喜んでくれるかも」と思うと、疲れていても動ける。
そんな自分がいることに気づいた。
働き方を変えてから気づいた事
そして、非常勤になった今、新しい職場のピラティススタジオの広報活動にも関わるようになった。これも「自分のため」というより、「スタジオがもっと良くなれば、来てくれる人が増えるかも」と思うから頑張れる。
こうやって振り返ると、
私は「誰かのために頑張ろうとする」傾向が強いのかもしれない。
もちろん、自分のために動くことも大事なんだけど、
私にとっては「誰かが必要としていること」に応えるほうが、
ずっとエネルギーが湧くみたいだ。
この気づきは、今後の働き方や発信の仕方にも活かせるかもしれない…。
ただ「自分のためにやる」のではなく、
「これを知ったら助かる人がいるかも」と思えば、続けられる気がする。
今まで「続かない自分はダメだなぁ」と思っていたけれど、
実は「続けられる仕組み」が違っていただけなのかも。
これからも、「誰かのために動くこと」を大事にしながら、
自分らしく続けていけたらいいな、なんて思う。