舌半分全摘で出世街道まっしぐら
すこし端折りますが、初回の手術が終わり、嚥下食をスピードアップで食べ始める様になってから、病棟における私の扱いが若干…雑に…
なんといいますか、「あいつはほっといて大丈夫そうだな」みたいになりました。
主治医のストロング先生が、「重点ケアしてあげて下さい」みたいなことを看護師長さんに言ってるのを、フランケンこと私が小耳に挟んでいたのですが、
「彼は若いから」
みたいな感じで、いなされていました。
「若いから」で全てを雑にしていい免罪符をこのnoteで終わらせてしまいたい
というか、そもそも初めは個室で重点管理だったはずなのですが、「若いから」という理由で大部屋になってましたね。
病棟内をフランケンしていたら、看護師長から、
「若いから歩けますね!!」
とか言われて、これが看護師長さんとの初めにして最後の会話になりそうです。「若いから歩けているんじゃなくて根性で張っている必死の形相を看て欲しいのよ看護師長さま…」
その後、病棟もナースステーションからかなり遠い病室に移動になったのですが、その時、
「おめでとうございます!出世ですね!」
と意味の分からないことを言われました。どういう感情で受け止めればいいのか。。。
出世とは?
もちろん、他に大変な方沢山いるので別に文句はないですし、看護師さんたちも、30人の患者を4人で看ていれば、大丈夫そうなのはまあ後回しになりますな。
頑張れば頑張るほどに扱いは雑になるという社会人の真理を闘病に垣間見た気分でした。
結果、上手図に痛みを訴える昭和のJリーグみたいなことしないとイエローカードが貰えないのよね
言ったもん勝ちじゃなくて言わなかったもん負け
怖かった手術の後なのだからもうちょいかまって欲しい。。。
この頃になると、フランケンたらしめていたホチキスも全部取れて、管も外れて、見た目はまあまあ大丈夫になって来ました。
喋るのと食べるの以外は。。