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当時高校生の私が好きだった人に言われて傷ついた言葉は、「声が好きじゃない」だった。

幼少期は極度の人見知りで引っ込み思案な性格だった。学生になっても声が小さく、人前で発表することが苦手だった。

小学生の頃は合唱部に入部していた。歌うことは好きだが、歌を聞かれることには抵抗があった。1人ずつ順番で歌って音程のチェックをする時間があの頃の私にとって苦痛だった。

高校生の時、同じクラスに好きな人がいた。私の事をどう思ってるか聞いて欲しいと仲のいい男友達にお願いした。すると、数日後に「声が好きじゃないらしい」と言われた。私の脳内はそのセリフで頭がいっぱいになり、私は深く落ち込んだ。私は彼の声が好きだったのだから。

今となっては、少し癖のある私の声も嫌いじゃない。

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