【FIRE】自由になるために投資をする
「 FIRE」の存在は知っていたし、
なんなら数年前に FIREブームを巻き起こした本を読んだこともある。とても面白い内容だったし、自分もやってみたいと思った。でもその本に登場する主人公たちはもともと高給取りだったし、貯金もたくさん持っていた。だからこそ成功したのでは? アルバイターで手取りも年収も少ない自分は果たして実現できるのだろうか? モデルケースが高すぎて、自分には現実味がないような気がしたのも確かだった。
とはいえ、「経済的独立」って魅力的なワードじゃない?
自分は無料かもしれないと思いながらも、誰でもどんな人でも再現性はある、という言葉を信じて投資を始めてみた。最初は少ない金額から初めて、うまくいけば徐々に増やしていばいいじゃない、と思ったのだ。こわごわながらも証券口座を開設し、ウォーレン・バフェットもおすすめのインデックス投資を始めてみた。すると、少ない金額でもちゃんと利益は出るではないか!
微々たるものとはいえ、
やっぱりお金が増えていくのを見るのは楽しい。お金を得るには自分が働かなければいけないと思っていたけど、お金にも働いてもらえれば、ペースは自分一人よりも確実に上がるだろう。それから私は投資にハマっていった。
しかしそううまく問屋はおろしてはくれない。
投資に回す金額を増やしていたところへ、世界にコロナが蔓延してしまう。世界経済ガタガタになり、私の利益もボロボロに崩れ落ちてしまった。頑張って積み上がっていた利益が、一瞬にしてマイナスになるなんて。これが投資の恐ろしさかと身を持って体験してしまった。そこから数年の経済は滞り、自分も痛手を追ってしまったため、投資からは手を引いてしまった。
今ではコロナもすっかり収まり、
世界経済はまた回復してきている。これから数年は大恐慌レベルの損害は出る確率は少ないだろう、という楽観的思考で、また投資を始めようと思った。自由な人生を実現させるために、投資は必要だろう。それは自分に対する投資も、お金を増やすための投資も同じ。オフィスに出社して軟禁状態で、気分の乗らない仕事を続ける気になんてなれない。暖かな気候の場所で読書やゲームを楽しみながら、心穏やかに過ごしたい。そうするためにも経済的独立はマストなのだ。
ただ残念なのは、独立するためには時間が必要だということ。
収入に対して支出をできるだけ抑え、無駄なものは買わず、あまったお金を投資に回して複利を得る。多くを貯金するためにも、節制生活を続けなければいけない。倹約はきついかもしれないけど、ミニマリストも目指そうと思っているので、丁度いいかもしれない。
FIREとミニマリストは相乗効果ではないだろうか。
ものを多く持たず、必要なものだけを買い、それ以外は投資に回す。物理的にも金銭的にもスッキリすれば、集中すべきことに取り組めるんじゃなかろうか。今よりも早い時期は無いのだから。
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