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夏の(苦い)思い出⑤(最終回)~苦みはビールで十分・・・ 

前回までのあらすじ・・・

海外で、携帯を水没させてしまった父(私)果たして、無事帰国することは出来るのか・・・

 さて、今回は、夏の(苦い)思い出シリーズの最終回です。
 日付は、旅行の最終日、日本向けて出発しなければなりません。しかも、マレーシアのクアラルンプール経由です。現代は、いろんな情報を携帯を使ってやりとりしています。現代生活において、携帯がないって想像できますか?昭和生まれの私でさえ、正直パニックでした。
 実は、今回の旅行では、娘用にもう一台携帯を持って来ておりました。
 そこで、今回は、まず、私の携帯のEーSIMを娘の携帯に移すことを実行しました。しかし、海外です。ホテルのWIFIと娘の携帯、そして私のPCを必死に日本の電話会社のサイトを見ながら、E-SIMの入れ替えを行っていきます。
 ところが、海外のせいか、なかなかスムーズには行きません。ついに出発の時間になってしまいました。帰国の飛行機は、プーケットからクアラルンプールを経由して成田に着く便です。クアラルンプールでのトランジットは6時間、この時間を利用して、E-SIMの入れ替えを行う事にしました。
 

この一大事にのんきな娘

クアラルンプールにて、

空港内にWIFIが飛んでいるスポットと発見しました。時間は十分あります。
「落ち着いてやれば大丈夫」と自分に言い聞かせて、作業を進めようとしますが・・・

 ん~ どうやら、既に入れ替え完了、成功していたみたいです。

多分、海外での通信のタイムラグみたいのが原因で、入れ替えが成功していても、表示されたかった? のかなぁ・・・

とりあえず、一安心ですが、時間が余ります。
 

のんきな娘(再)

成田空港にて、

私「いろいろあったけど、楽しかったでしょう?」
娘「・・・全然楽しくなかった・・・」
娘「もう、行かない」
娘「飛行機に乗ると耳も痛くなるし」
私「そう・・・」

もう何も言い返せません。娘からの反乱で心も体も携帯も財布もズタズタです。

今回の教訓
①E-SIMは便利だが、トラブルに弱い可能性がある。
②携帯の修理には4万円と10日間の時間がかかった。機種変更で下取りに出すと、トラブルの時にこまるかも・・・(ちなみに娘の携帯は、私が機種変更の際に下取りに出さずとっておいたもの)

もう、苦い思い出はコリゴリです。苦みはビールで十分だ‼


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